魔獣
獣は死に際が強い
「王様俺は魔王を倒す旅に出ます姫さまを連れて行ってもいいですか」
「いいぞい」
「ありがとうございますいってきます」
俺は街から出て吸血鬼の情報を頼りに魔王城を目指すことになったらしい。
「さあとりあえず旅の食糧を買おう」
「ならあの角のところの肉屋がいい。干し肉は賞味期限がながいから旅にいいぞ」
「たしかに。ありがとうおじさん」
「ここか」
肉がたくさん並べられていて美味しそうだ。
「らっしゃい何を買うんだ。今干し肉はないぞ」
「なんだって!」
「最近森に強い魔物が出たせいで干し肉の材料の肉が手に入らなくなってて困ったんだよ」
「倒してきたら売ってくれるか?」
「ああ」
「その仕事俺に任せてください俺勇者なんで」
「あの勇者なのか!必ず倒してきてください!!」
俺は魔獣を倒しに森へ行った。
ジャングルみたいだ。たくさんの木が視界が悪い。
「どこだ魔獣!」
よく見れば地面には骨が落ちていた。
「これを辿れば魔獣がいるのか!!」
ついていけば洞穴があった。
「くそこの狭さだと剣が振れない」
狭さは剣が振れないから結構大変なことだ。
「魔獣め卑怯だぞ」
「グルルルルルル」
唸っている魔獣は声を上げているようだ。
「覚悟しろ!ダークネスインパクト!!」
「グル!!」
「ははやい!」
「グルルルルルル!!!」
「なんていう鋭さ!この爪は当たれば死ぬかもしれない!」
剣で弾き返して魔獣を切りつけた。
「毛皮が硬いな。なんて硬さだ」
「グルルルルルルルルル!!」
「ふん!」
「グル!!!」
戦ったら結構強いけどあの魔人や吸血鬼に比べたら弱いと思う。
「ファイアトルネード!!」
「グルルルルルル!!」
炎は効くらしい。
「そうだ!剣を魔法を付与して戦うのはどうだろうか。まだだれも試したことはないはずだしこれは強い」
剣が燃える。
「グルルルルルル!!」
「ふん!!!」
「グルルルルルルギャァァアアア!!」
魔獣は血を流して燃えて死んだ。
「これで肉を売ってもらえるはずだし帰ろうか」
俺は肉屋に向かうことにした。
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