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魂Xの理  作者: to-er
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ep03 魔法の存在②

今回の後半部分は読むのがキツイかもしれません。

考察っぽい雰囲気って文章にするのが難しいですね。




部屋の明かりで魔法の存在に気付き部屋を観察するエクス。

部屋の要所要所に魔法陣のような模様が刻まれており、

そこから各所に線が伸びているのが確認できる。

念のためベビーベッドの柵にしがみつき

マリーが手を添えた場所も確認する。


これか!


柵の上の方に箱がついており、

魔法陣のようなものが刻まれている。


やはり魔法が存在する世界だったんだ!


嬉しさできゃっきゃして手をバンバンするエクス。

その様子をみて


「あら?暖かくなってそんなに嬉しいの?」


と、マリーはクスクス笑う。

片眉を上げ「違うんだけど」と言いたげなエクス。




魔法の存在がわかり、魔法具も存在したのは良いが、

呪文と魔法陣のセットは難易度が高いこともあり、

しばらくすると我に返り途方に暮れるのだった。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






一晩中エクスは考え続けていた。




地球では使うことの出来なかった魔法の素を魔素と仮定する

触って呪文を唱えるなら、体に魔素が溜まってる?

溜まるなら何らかを体が変換作製しているか

又は、食してる物からの摂取

又は、大気からの摂取。

溜まってるなら赤子にも溜まってるはず。

ならこの世界の大気には魔素が含まれるはず。


仮説から仮説を繰り返し方向性を決める


そもそも魔素で魔法が出来るとして、それは何故か

魔法陣があると言う事は、まずその事象が有り、それを再現できた為

再現するのに必要とするプロセスを簡略する為の

結果の産物なのかもしれない。


では呪文はどうだろう


魔素が言葉を理解する可能性は低い。

精霊の召喚と契約は魔道具に求める頻度と内容的にボツ

言霊と魔素の関係は有るならそこら中で災害

言葉で魔法のイメージをしやすくする為

・・・・・・・・・・・・・・・・etc・・etc・・

(これ以上割愛させていただきます。)




決定〜!

魔法発現実験のテーマは

『現実的な強いイメージ力』

で行きましょう〜



転んでもただでは起きないエクスは

魔法陣作成や呪文暗記みたいなことより

最終的に魔法としての実用性が高そうな

魔法学っぽいものから始めようと決めるのでした




今回で赤ちゃん編は終わりとなります。

喋れない赤ちゃんの言葉と解説文で登場人物の呼び方が変わるのが大変でした。

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