表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/44

想いの念(3)

 闇に暗躍し、ターゲットの命を奪い取る裏稼業・殺し屋。

 これは、その中でも最強と謳われた1人の殺し屋と仲間達の新たな物語。

 青龍が先輩の貫禄を見せつけ勝利した頃。神楽と黄泉の念のぶつけ合いも終わりに近付いていた。

 序盤は優勢だった神楽だが、念を消費し過ぎてこの時には押され始めていたのである。


「まだまだだな、神楽よ。力配分の一つもできぬとは。勝負を急ぎすぎたか? いずれにしても、お前の負けだ」


「くっ……この底知れない力……姉さん、まさか……」


「あぁ。そのまさかだ」


 黄泉が力を得た方法。それはここにくる前に温泉でやった白虎との性交にある。

 テレパス星人は自在に排卵することができる生殖機能を有している。それを利用した彼女は狙い通り受精し、受精卵から生命エネルギーを引き出して、念動力に変換しているのだ。

 女として、母として間違った方法で無尽蔵の力を得た彼女を前に、神楽は止めきることができず、ついには黄泉の念動波の直撃を受けてしまった。


「これまでだな。最後は妾の念力で一思いに殺してやろう。姉としてのせめてもの慈悲だ」

 黄泉は勝ち誇ってそう言うと、神楽に手を向け念力を集中した。


 と、そこへ、神楽の危機を救うべく、青龍が駆けつけた。


「させない!」

 その言葉と共に振られたドラコスラッシャーを、黄泉は紙一重でかわす。


「お前は……! そうか。あ奴では止め切れなかったか」


「そういうことです。覚悟して下さい。白虎君を利用した罪も、神楽さんの家族を殺した罪も、その命で全て償ってもらいます」

 青龍はそう言い臨戦態勢を整えたが、黄泉は高らかに笑い、


「愚か者めが!」

 と、言って、念力で青龍を吹っ飛ばした。


「同士討ちで満身創痍なお前に、今の妾を止められるものか。図に乗るでない」

 彼女の言うことは一理あった。左手を使えなくなり、お世辞でも無傷とは言えない今の彼が、超人的な力を持つ彼女と1対1で戦うのは、かなりのリスクがある。

 がっつり18禁を想像してしまう描写を用いてしまいました。

 これも必要なことなのでご了承下さい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ