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3.過去へ
「命っ‼️」
真也は走ってきた勢いのまま、乱暴にドアを開けた。
ベッドの上には真也の様子に驚く命が居た。
「真也?どうしたの?……何かあったの?」
あまりにいつも通りの反応の命に、真也はそれこそ驚いていた。夢の中であったとしても、命は真也に話しかけてきた。しかも、真也を「真也」と呼ばず、「レイ」と呼んで。
「……今日、あの夢の中で、命が俺に話しかけてきたんだ。でも、俺をレイって呼んでて、思い出してって泣いてたんだ。」
真也がそう言った瞬間、命はポロポロと大粒の涙を流しながら真也に微笑んだ。
「真也君、ひとつ、昔話をしてあげるよ。もう何百年も前の、悲しい双子の話をね。」
次から長い昔話です。
3~5話位にまとめたい……(´・ω・`)