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みなもとみなもの親友とつぐみとつぐみの親友

赤みのある銅色の長い髪にサイドを一つにくくっている美少女は公園のベンチに座りスケブに絵を描いていた。

その隣には長い黒髪でクールな雰囲気を感じるがどこか演じているようにも思えるがそれを誰にもわからせずにいるらしい。

本来は気弱で病弱な子で三つ編みメガネっ子だったのが、彼女はなにかを気に自分を変えたのだ。

この二人はとても仲がよく、中学時代に知り合ってから仲良くなったのだそうだ。

お互いに最高の友達だと思っているのだとか。

「できました♪」

「とてもきれいね」

にこにこ笑顔のみなもに少女はくす、と笑うような笑みを浮かべていた。

「ありがとうございます、ほのかちゃん」

「いいえ、本当のことだから」

笑顔で言うみなもにほのかは笑みを深める。

「あ、いたいた! つぐみ、早く早く~!」

「ま、まってよ~。レイヤちゃんっ」

肩よりもちょっと下まで伸びているセミロングの髪は、解かした銀を流したような、陽光に光り輝くシルバーブロンド。そして、両の瞳は紅玉を思わせる鮮やかな緋色。

そんな少女の名前はレイヤという。

ちなみに彼女は低身長で豊満な果実もちで、つぐみよりはちと低い感じである。

その後ろからはつぐみが息をきらしながら追いかけていた。

「つぐみちゃんたち、来ましたね」

「そうね。 それじゃあ、そろそろ」

「お買い物だね!」

「げ、元気いっぱいだね~」

立ち上がる美女二人と幼女二人というあまりにもミスマッチな光景に注目はかなり集まっていたりする。

そう、彼女たちはお互いの親友と一緒に待ち合わせをして買い物に繰り出そうとしていたのだ。

だが、彼女らだけで大丈夫なのだろうかという不安がよぎる。

買いすぎないかどうかという不安もあるからだ。

「まずは画材店ね」

「そうですね、行きましょう」

「涼宮さんの画材道具が足りないもんね」

「そうそう、それでついでにあたしたちも買い物するためにそのお手伝いにきたんだよ」

四人で仲良く歩く姿はとても楽しそうに見える。

そして、予定通りにすべて終わらせてからみなもの家にお泊り会となり、レイヤの騒ぎにつぐみがみなもにぺこぺこと謝り倒したとかそうでなかったとか。

ただ、その時にいきなり衣装がかわりみんな恥ずかしくて毛布にくるまり、犯人捜しをするはめになったのはいうまでもない。

え?結局見つかったのかって?それはみなさまの想像にお任せします。

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