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ゆかりんとしんくん2

そよそよと風が吹いてる中でふわふわの長い黒髪で地面につくくらいの長さを持つ少女――九蘭由香里は樹の根元で熟睡中のようだった。

猫のように体を丸めて眠っている姿は猫そのものというべきか。

おだやかな日光だからなのか、すやすやと眠れているのだろう。

気持ちよさそうに目を閉じて眠っているようだった。

ちなみにお昼休みにはよく来てここで眠っていたりする。

「・・・・すぅすぅ」

気持ちよさげに眠りについているあたり、幸せそうに思える。

「お、いたいた。 ここにいたがか」

顔に傷がある心が眠っている由香里のそばにいくと起こさないように隣に座る。

ちらっと隣をみるといまだにおきずに眠っているようだ。

顔に傷があることで怖がられるが彼女だけは近寄り、そばにいる。

「由香里ちゃ、まるで猫みたいぜよ」

ふっと笑みをこぼしながら由香里の髪に触れてやさしく撫でる。

するともっと、とおねだりするように頭をこすりつけている由香里。

「本当に猫みたいぜよ」

くくくっと笑いながら由香里の頬を撫でてから、いたずら心を胸に秘めてあごをくすぐる。

するとますます気持ちよさそうに擦り寄る由香里。

「・・・・・起きてないんじゃろか」

こうも好意的にされていると起きているのではないかとかんぐる心。

「・・・・・ん?」

「目が覚めたがか?」

目をうっすらとあける由香里に笑顔で声をかける心。

由香里はなにも言わずにじーーーっと心を見つめているようだった。

「・・・・?由香里ちゃ?」

「・・・・ちゅっ」

不思議に思って声をかけると由香里は心の頬にキスをしていた。

これに硬直して顔が赤くなる心と再び眠ろうと心のひざに乗り、よりかかるように目をとじる。

「~~~っ////!?」

離れたいが眠っている由香里を起こすわけにはいかずに動けずにいる心。

そんな感じでずっと葛藤していたのことはいうまでもないだろう。


~~~


「………!」


由香里が起きているときに猫じゃらしをみせると反応する。

 本当に猫みたいに自由気ままな少女である。

あと、どうやらどこでも寝れるらしくそのたびに心が迎えにいき、背負ってかえるはめになるらしい。


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