ちみっこ剣道少女!!
わたしは幼い頃から剣道をしていた。
家系がそういうものだったからというのもある。
別に嫌というわけでもないので地道に磨いてきた剣のすじ。
やっていくうちに楽しいと思えるようになり、部活も剣道部にはいるくらい。
それからどんどん剣について上達していったのがすごく嬉しかった。
でも、これで満足なんてしていられなくて修行はなんどもしていた。
のめりこむと止まらないのがネックなんだけど。
「ふぅ、これくらいですかね」
陽光にひかる銀色の髪にサイドに結った髪はわたしのトレードマーク。
汗をふくためにカバンからタオルを出して汗をふく。
「……また、大きくなっているような気がします」
道着を脱いで、胸にまいているサラシをとりながらぼんやりとつぶやく。
中学生でこんなに不釣り合いなのってわたしだけなのかもしれません………。
「雲母ちゃん!」
「つ、つぐみ先輩!? どうしてここに?」
ぼんやりとしていると声が聞こえたのでそちらを見るとそう身長が変わらない少女―――つぐみさんがいました。
わたしより、先輩でしっかりしていてて憧れの人です。
「そろそろ、終わるかなって思って迎えにきちゃった!」
「そんな! お兄様もなしに一人で来られてはダメですよ!」
「大丈夫だって、俺もいるし」
笑顔で話しかけるつぐみさんに慌てているとお兄様と慕われている榊龍星先輩がいました。
彼もわたしの憧れの一人です。
剣の方ではなく、体裁きや運動神経など。 見習うべきところはたくさんあります。
わたしもいつか榊先輩のように強くなりたいものです。
まあ、その場合は気弱な部分をなんとかしなくてはなりませんけど(汗)
「俺もいるけどね」
「もー!ひー兄もお兄ちゃんも心配しすぎ!」
「それくらい二人には心配になるほど先輩がかわいいんだと思います」
秀久先輩もいつのまにか来ているけど、なんでかいつも不幸なことが起きてしまうんだとか。
大変そうですよね、本当に。
「そ、そうかな? 雲母ちゃんの方がかわいいと思うんだけど」
「はひゃ!? そそそそめめめめめっそうもないです!!」
照れながらのつぐみ先輩の発言に慌てるわたし。
かわいいと言われてうれしくないわけではないですけど。
むしろ、つぐみ先輩やひばり先輩たちの方がすごくかわいいと思う。
わたしのように剣にしか力を注ぐものがないよりは…。
「謙遜しなくていいぜ?」
「そうそう」
龍星先輩と秀久先輩も笑顔でこちらを見てる。
「みにかっか♪」
「わ!」
つぐみ先輩の懐にいるみにかさんが飛び出してきていともたやくす服を着替えさせられました。
ミニかさん、本当になにものですか?




