ちょっとした思いつきです
つぐみの秘密の出生について?
私の父と母は研究者でいろんなことを研究していたらしい。
あくまでもらしいだから本当のことはよく知らない。
そして赤ちゃんが生まれにくい体質だからこそ研究しはじめたとも聞いてる。
研究して使えそうなものを駆使して二人は自分たちの子供を作ろうと考えたらしい。
その成果がいまのわたしである。
最初はうまくいかなかったけど仕組みがわかれば順調にできたらしい。
病院で産んで、それから育ててくれたお母さんとお父さん。
まあ、特殊な病院だからそれほど手続きなどはなかったそうだけど。
美桜さんは気づいていたみたいで、父と母に事情を聴いたそうです。
そして、その事情をしるやいなや、お願いしてくれたら産んだのに~と拗ねたそうです。
なんとまあ、美桜さんらしいといえばらしいかも。
しかし、誰も思わないだろうな。
デザインベビーとホムンクルスをベースにして自分たちの卵子と精子をつかい、娘を産んだのだから。
美桜さん自身も驚いていたけど、まあ、二人らしいな~と思ったそうです。
いままでの作り上げたその研究を隠すべく父と母は奔走しているそうで。
それでわたしは家に一人になるので榊家に遊びにいくことがもう常識となったのはいうまでもないんですけどね。
わたしが成功作だから狙われるということも考えているのかもしれないけど。
「つぐみー、おでかけしようか」
「わん!」
「うん!」
おっと、そうこうしているとおにいちゃんが来たのでわたしの話はこれにて!
わたしは明るく返事をしておにいちゃんこと龍星に飛びついて甘えます。
銀色の長い髪が風に揺れる、そんなわたしの髪をお兄ちゃんは優しくなでてくれる。
「よいしょ」
「ふみゅ~♪」
「わふ~」
あ、お兄ちゃんに懐にいれられて垂れちゃった。
あ、ごめんね。ヤマト! ヤマトの背中にも乗るから、そんな顔しないで!
ヤマト、つぶらな瞳でこっち見てるよ、かわいいよ!
そんなこんなでおでかけにいってまいります♪
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出かける龍星たちを見送る美桜は携帯をだして、電話をかけて問いかけた。
「はるちゃん、後悔してない?」
「してないよ。 もともと産みにくい体質なわたしにはそれしか望みがなかったからね。
それであんな宝物を産めたのだから」
明るい返答がかえってくる、これも彼女ゆえなのかもしれない。
いざとなればこちらもうごくことも辞さないと美桜は想いながら笑った。
「まあ、わたしの特殊さゆえっていうのが一番の障害だったんだろうけどね~」
「そうね、特殊すぎるものね、はるちゃん」
と、苦笑まじりの声に美桜は笑みを見せながら話すのであった。
「つぐみ、いいこにしてる?」
「うん、いいこすぎて。 自然にゆだねるようにてほどきしてるとこ♪」
つぐみのことを聞かれてちゃかしまじりあり、本気まじりで話す美桜。
「あはは♪ 龍星くんが懐にいれることが多くなってからつぐみってばブラコンになっているかもね~♪」
「好きなタイプは龍星みたいな人がいいとか言ったら面白いわね~♪」
と、面白おかしく話をするこの二人、実は同じくらい背が小さくバストも大きいのだ。
似た者同士というのはこのことをいうのかもしれない。




