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夢とつぐみの罪

つぐみの初シリアス?

わたしは幼い頃に優しかった近所のお姉さんからあるものをもらった。

なんでもらったというのがわかるかというと夢でみたから。

それと同時にそれがわたしの罪の証ともいえると思う。

幼い頃のわたしはなぜか目が見えなかった。

だから、いつも両親には心配されており近所にすむ優しいお姉さんにたよることが多かった。

それはとても幸せな日々だった、目が見えなくても感触がいまでも思い出せるから。

でも、そんな幸せな日々が突如として壊れてしまった。

いつものように近所のお姉さんのうちに連れていかれて、いつものように出かけた。

でも・・・・いきなりに道路を歩いているときになにかに背中を押されたような感覚があった。

そこから近所に住むお姉さんの悲鳴が聞こえて、慌てて抱きしめられたと同時に強い衝撃が体にのこった。

それはとてもスローで長い時間に思えた。

そこから夢をみた、近所のお姉さんと病院で目を覚ましたというそんな夢。

悲しそうなお姉さんの雰囲気がそこにはあり、わたしになにかを渡してきたということを覚えている。

お姉さんの気配が揺らいだと同時になぜか、嫌だと叫んでいた。

どうしてその時、そうおもったのかはその時はわからないけどなぜかそう思ったのだ。

まあ、その事実は夢から覚めたときに気づいて絶望におちいったんだけど。

気づいたときには病院で体中が痛くて、それと同時に不思議に思っていたことがあった。

なぜか顔に包帯の感触があり、不思議に思っていたのだ。

それでつい、お姉さんのことを聞くと二人はとても悲しそうな雰囲気をしていた。

次に意を決したような顔で話してくれた、わたしと姉は事故にあい、車にはねられたのだとか。

いや、正確にはそうではない、突き飛ばされたわたしを姉が抱きしめてそのままはねられたのだ。

わたしにはそれを聞いてもすぐに理解するに時間がかかり、錯乱し泣き叫んだ。

両親は泣きながら抱きしめてくれたけど、暴れて手が付けられない。

慌てて看護師さんやら医師らが来てわたしに鎮静剤が投与されて、落ち着く羽目に。

もうその時は絶望しかなかった、わたしのせいで大好きな姉を死なせてしまったから・・・。

なんで自分は生きて姉が死ななければならないのかといつも自問自答していた。

いまのわたしにできることは彼女の分まで生きるしかない。

お姉さんがくれたこの”目”で見えなかった景色を見てでも、自分の罪も忘れてはいけないと心に決めながら。

まあ、おかげでいろんなものを見るはめになったのだが・・・。

両親や兄の顔が見えるのはうれしいけど、それでも見たくないのが見えてしまうのはとてもつらい。

誰にもいえないそんな気がしていた。


挿絵(By みてみん)

こんな設定がうかんじまうんだぜ!

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