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初詣 裕樹・裕香と初詣

裕樹と裕香は神社の前でひとを待っていた。

ゆーきとゆーかも初詣に着る衣装を着ており、裕樹と裕香の頭の上に乗っていた。


「お兄ちゃん、きっとびっくりするよ~」


「そうなのか? まあ、みなもは美人だしそうはなるよな」


裕香がにこにこと笑顔でそう言うと裕樹は気にした様子もなくそう答える。

彼の頭の上にゆーきはあくびをしているようだ。


「お、お待たせしました!」


「お、噛まずにこれたみたいだな」


「やっぱり、みなも姉ちゃん、奇麗!」


慌てて近寄ってきたのは梅の花のがらのついた晴れ着で裕香とお揃いである。

ゆーかは眠そうに目をこすりながら小首をかしげてみていた。

頭をまとめてかんざしをつけている。


「いっしょに出かけていたらそれは慣れますよ」


「だよね~♪」


「それもそうか。 さて、行こうか」


みなもが苦笑しながら言うと裕香は同意し、裕樹がみなもをエスコートしながら歩いて神社の階段を上る。

そこにはかなりの人がおり、みなもは怖気づいてしまいそうになっているが。

裕樹に手を握ってもらい、顔をあげると優しく笑みを見せる彼に安堵したが。

裕香とも手をつないでおきたいみなもは裕香を見る。

人前では嫌がるのでダメかなって思ったが、笑顔で手を握ってくれたことに安堵する。


「こうやってつないでないと迷子になりそうだからな、みなもは」


「響ちゃんじゃないからそこまでなりません!」


「あはは、いつのまにかはぐれているもんね、響姉ちゃん」


ニヤっと笑う裕樹にむくれるみなもと笑顔の祐香と手を繋いで、お辞儀をしてから神社の鳥居をくぐり、手を清めてから端を歩いていき、賽銭の五円をいれてがらがらと紐をならしてお願いをする。


「(ずっと、裕香ちゃんや裕樹さんと一緒にいられますように、みんなが元気でいれますように)」


「(みなも姉ちゃんがお姉ちゃんになってくれますように)」


「(こんな時間を大切にできますように)」


と、三人はそれぞれ願いをしてからおみくじをひく。

もちろん、ぷちたちもおみくじをひいた。

結果、みんな大吉という成果であったのであった。

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