コンプレックスな悩み
コンプレックスもちをもう一人作成
「「はぁ・・・・」」
ベンチに座り、ため息をこぼす少女二人。
なぜ、ため息をついているからというとコンプレックスが原因である。
どちらも身長でかなり悩んでいるのだ。
一人は身長が低すぎること、もう一人は身長が高すぎること。
どうしてこんなにも違うのだろうかというのが二人の悩みだ。
「つぐみは(背が)小さいからいいよね」
「なにいってるの、(背が)大きいほうがいいよ」
二人で話す内容はたいていはこんな感じだ。
見た目幼女で低身長で見た目大人ぽい高身長なデコボコな二人。
こう見えて二人とも同い年である。
幼女は見た目通りで低身長なのがコンプレックスで高身長な少女は背の高さがコンプレックスである。
背を小さく見せるために曲げてあるく方と胸を大きく見せないためにしながらしている方と。
ちなみに幼女は137cmで大人ぽい少女は188cmである。
かなりデコボコなコンビといえよう。
二人の共通な悩みは身長と目下のところ服といえるであろう。
「むむぅ・・・千佳ちゃんか香ちゃんに頼んでお薬もらう?」
「それいいね!」
つぐみがいうと長身なカノジョは身をかがませてそういった。
見た目姉妹にしかみえないが、実はこの二人はイトコである。
「でもさ、千佳ちゃんは面白おかしくしそうだよね」
「香ちゃんは・・・・・作ってくれるかどうかだよね・・・」
そうつぶやいてから深いため息をついた。
お互いはすくすくと順調に育っていたはずなのだが、なにをどうなったらこんな奇妙な感じになるのやら。
「同い年なのに、お姉さん扱い・・・」
「同い年なのに、子供扱い・・・」
しょぼくれる二人の周りには黒いどよーんとした空気がもれていた。
「どっちも胸があるだけマシでしょ」
「同感だよ!」
そんな二人を見てありすと美津がうらやまし気に見つめていたりする。
それを聞いて視線をそらしてしまうつぐみたち。
「それでも背が大きくなりたいよ・・・」
「背が小さくかわいくなりたいよ・・・」
そう願わずにはいられない二人なのであった・・・。
今回は長身で自分をかわいくないと思っているおんにゃのこです。
設定はつぐみのイトコかつぐみの姉妹かで悩んでおります。
あと、名前はひよりで身長が188cm 体重はひみつで成人にみられがちである。
かわいいコスチュームやかわいいものが好きな乙女系。
背を小さくしたいという願望あり。
つぐみの同性の幼馴染である。