反逆する龍!!
ウェブのウィンドウを消す。よし!壁ドンしよう!の前に確認。
俺はまたステータスを開く。
リュウ
「称号指名手配の堕天使か。しかも呪い」
[指名手配の堕天使](呪)をタップする。
称号[指名手配の堕天使](呪)
指名手配犯に贈られる称号。NPCに通報される。外し不可。とあるスキルで隠蔽出来るらしい。捕まり呪われてる。
呪い ゲーム補正のステータスなし。現実と同じステータスに。痛覚減少不可。呪いは教会で消してもらえる。
リュウ
「なんだこれ・・・・俺にぴったしの呪いじゃん♪」
現実と同じステータスてことは体力とかメーターないから心臓刺されたら一撃てことだろうけど、現実と同じ身体能力ってことだろ♪そんなそこまでリアルなゲームが出来るとは♪
身体能力にはファンタジーの世界でやれる自信がある。親父から色んな武術を教え込まれて軽く銃を持った相手でも臆せず戦える。前に銀行強盗倒した。そういえば今親父はどこにいるんだ?前に南極で修行してるって写真が送って来てから来ないな?
だから教会に行って呪い解かなくていいな。行っても通報されるだけだろう。
リュウ
「よし!壁ドンを始めよう!」
俺はメニューウィンドウ消して立ち上がる。
このゲームの宣伝ではリアルなゲーム、建物も攻撃したら壊れてしまうと宣伝していが、多分、ここは牢だから非破壊に壁は設定されてるはず。だけどゲームはリアルに造るほどゲームのプログラムが多くなりミスしてバグが多くなる。
リュウ
「宣伝文句が建物が壊れるだったから最初からこの牢の壁が非破壊のプログラムがかかっていたはずじゃないはず。だったらどこか非破壊になってない場所がある!」
俺は壁を殴る!!
ドンッ!!
リュウ
「・・・・・よし!別の方法探ろう!」
めっちゃ拳痛い!!そういえば初めてのリアルなVRMMOゲームな上に呪いで痛覚ダイレクトになってた!!
タッタッタッ!!
「何の音だ!?今何をした!?」
リュウ
「うるさい!!今痛いの我慢してんだよ!!」
ドゴッ!!
「ぐはっ!?」
痛いの我慢してる時に誰か来たから鉄格子の隙間からパンチを腹にぶちこんでやった・・・・って、あれ?
・・・・・鉄格子の向こうに兵士が倒れてる。腰には鍵がついた鉄の輪が。
リュウ
「・・・・・正規の脱出ぽいから絶対取らない!!」
リュウ
「・・・・・・」
【牢の鍵を手に入れた】
リュウ
「まだ反逆する時じゃない」
俺は運営に負けた。
運営の正規の出る方法はリュウが座っていた場所の壁に書いてある暗号を解読して前の牢の囚人に合言葉を言うと鍵を貰えるだった。
兵士の鍵を奪うは外から助けに来たプレイヤーが戦って奪って助ける用だった。兵士のレベル20倒しても気絶常態で経験値なし
ほんとはステータスが下がる目的だったのにリアルステータスがゲームステータスを遥かに越えていてちゃんと反逆していたリュウ。