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下 The Decisive

色々あって遅くなりましたが後半部です(前半に比べるとそこそこ長いかも?)。


ついでに前半に関して一つ補足をば。

時雨の「こちらは全員揃っております」に違和感を覚えた人が少なくないかもしれませんが、実は時雨個人という訳ではなく数人のグループ、謂わば「時雨班」とでも呼べばいいでしょうか(キルティ、シアズに関しても同様)。

その後の文章でも触れていませんが、彼女達なりに地道な活動でサポートしています(ルーガンの手当ての手伝い、弱った残党の始末など)。

(ケーキ1週間分(おご)るとか……嫌だ、そんなの)


 (はし)る時雨。ある者は横に切り払われ、ある者は逆袈裟(ぎゃくげさ)を喰らい、またある者は後頭部への一撃で昏倒(こんとう)する。

 並み居る雑魚を散らし、大広間の正面入口に到着したと同時に、キルティも通路の向こうから合流してきた。


「大丈夫ですか、時雨?」

「さっきの大きい奴に比べれば全然……」

 余裕ありげな表情で答える。キルティの方もダメージはほぼ無いようだ。

「そうですか。では、突入しますよ」

 観音開(かんのんびら)きになっているドアを二人同時に押し開く。


 探し人達はその部屋の中央にいた。賊の頭領、それと――

「アルファード様!」

「うっ……ぐ……」

 頭領は左腕でアルファードの首を締めたまま右腕のナイフをその首に押し当てていた。

 その先端が首の先端の皮膚を僅かに破っているのか、そこから微量の赤い血が流れ出ている。

「やっと来たか」

 嫌に粘着質な声で頭領はそう言った。

「金をよこせ、たんまりとな。そうしたらこいつは放してやる」

「汚い……実に汚い輩ですね」

「キルティ……どうする?」

「……」

「おっと、少しでもこっちに近付けばこいつは助からないぞ」

 頭領のアルファードの首を締める力が更に強まる。


 ――そういえば、シアズはどうしたんだろう?

 まだこの場に到着していないであろうもう一人の同僚のことが時雨は気になっていた。


「……!」

 その時、時雨の視界に一筋の銀閃が飛び込んだ。あれは恐らく――

 時雨は一歩を踏み出した。

「言っただろ、少しでも近付いたらこいつの……」

 頭領がアルファードの首を刎ねようとナイフを大きく振りかぶった。

 それこそが最大の隙であり、時雨の目的でもあった。


 チィンッ!


「な……に……?」

 瞬間、頭領は何が起きたのか認識出来なかった。

 振り(かざ)したナイフが勝手に――否、それは直角方向からの力によって――手元から離れたのだ。

 ナイフはそのまま床に落ち、何度か跳ねながら部屋の隅の方に滑っていく。

「やはり来ていましたか、シアズ」

「えへへ、ヒーローは遅れて来るものだよっ!」

 裏手の入口から現れたのは別の通路を通ってきたシアズだった。

「シアズは女なんだからヒーローじゃなくてヒロインって言うのが正しい」

「分かってないね時雨ちゃん、それじゃ意味無いんだって」


 そして、どうでもいい()()りを目の当たりにしながら、頭領は(ようや)く何が起こったのか把握した。

(あのボウガンで俺のナイフを……狙撃しただと!?)

 だからこそ時雨は頭領をボウガンの矢の射線に誘き出した。正確には頭領のナイフを、だが。


 首を解放されたアルファードは時雨達のいる方に逃げていた。

「ご無事ですか、アルファード様!?」

「うん、何とかね……ふぅ、苦しかった」

「この辺りの敵は全て倒しました、アルファード様は部屋の外へ!」

「分かった」

 キルティの勧めでアルファードが大広間から去る。手当ては他のメイドが行ってくれるだろう。


「ど、どうしてこうなった……裏手ルートには精鋭部隊を置いといたはず……」

 頭領はシアズの方に振り返りながら問うた。

「ん? 確かに中々骨はあったと思うけどね。でも流石にこいつの前じゃボロ雑巾みたいなもんだったよ」

 シアズはスカートの中に手を入れ……身の毛もよだつような兵器をそこから取り出した。

 年頃の少女が扱うにはあまりにも場違いな小型機関砲(ガトリング)。それが2門、シアズの手中にあった。不自然なスカートの膨らみはこれが原因だった。

「さてと。この家の主の命を狙ったその罪、償ってもらうよ」

「や、やめろぉぉっ!」

 機関砲を突きつけられて命乞いをする頭領だったが、

「問答無用! ハハッ、蜂蜜……もとい、蜂の巣だぁっ!」

 トリガーに指をかけ、躊躇(ためら)い無く引く。砲身から無数の弾丸が発射され、その一発一発が敵の体を確実に食い破っていく。

「ぐぎゃあああぁぁぁっ!!」

 耳障(みみざわ)りな断末魔。腕が吹き飛び、足が千切れ、穴という穴から血を吹き出す。頭と胴を切り離され、頭領はそれきり動かなくなる。

 いつ見てもシアズの弾幕攻撃は恐ろしい――時雨はそう思わずにはいられなかった。

「どーだ、参ったか! 正義は勝つ!」

「私達は主を守るという義務を遂行しただけで、決して正義という訳では……」

「それに、死人が聞く耳を持つはずが無い」

「うるさいうるさーい、勝ったんだからオールオッケー!」

 同僚2人に重箱(じゅうばこ)の隅を(つつ)くようなツッコミを受け不貞腐(ふてくさ)れるシアズ。だが彼女の手柄であるのもまた事実。時雨とキルティだけではこの状況を打開することなど不可能だっただろう。

「ともかく、は……メイド長に報告しないと」

 3人揃って大広間を出ようとする。


「く…………ひ……」

「え?」

 生きているはずの無い者の声が響き、3人は振り返る。

「よ、よよよよくもやややってくれたななな……ひっ、ひひひひひ……」

 どういう原理なのか、血の大半を失い頭部だけになった頭領が狂ったように言葉を発す。

「な、何々!? ゾンビにでもなっちゃったの!?」

「そう考えて良さそうですね」

「おおおおお前ら、殺殺殺殺す……死ね死ね死ね死ね死ね死ね!」

 死んだはずの頭領の体のパーツ達が頭部の近くに集まっていき、やがてそれらは穏やかに融解し始めた。

「……!?」

 グチャグチャに(まと)まった頭領だったそれが一気に膨張していく様に、時雨はただひたすら戦慄(せんりつ)していた。

「これ夢? あたし夢でも見てんの?」

 突然の非現実めいた現象に、シアズも恐怖の声をあげずにいられなかった。

「現実離れしていることは分かっていても、これは……現実ですよ」

 キルティの言葉はシアズに向けられたものなのか、それとも震え上がっている自分に対するものなのか。


「ケヒャヒャヒャヒャ……!」

 時雨達の10倍近い質量まで膨れた所で、それが巨大な人の形を成していく。

「あれは……」

 その姿を見て、時雨は思い返さずにはいられなかった。(かつ)てルーガンと共に(ほふ)ったサターバ島の雪の巨人のことを。


「ハァ、ハァ……オマエラ……コロス……コロスコロス!」

 毛深いゴリラのような巨人となった頭領が唐突にメイド達の頭上から拳を振り降ろす。

「おっと!」

「速い……ッ!」

 3人は辛うじてそれを(かわ)す。床に激突する巨大な拳。轟音と共に床のタイルが粉々になって吹き飛ぶ。

「だが……その腕は貰うっ!」

 キルティがその隙を突き、斧を遠心力を利用して豪快に振り回す。しかし。

「な、にっ……!?」

 全力で放ったその攻撃は、しかし巨人の皮膚に1ミリたりとも傷を付けられなかった。その皮膚の硬さもさることながら、腕を覆う剛毛もダメージの軽減に一役買っているのだろう。

「オレハ……ムテキダ!」

 予想以上の防御力に体勢を(ひる)まされたキルティに無情なカウンターが浴びせられる。

「かはっ……!」

「キルティっ!」

 横からの強烈なパンチを喰らい壁まで吹き飛んでいくキルティ。骨の1本や2本は折れているかもしれない。


「く……くそっ、よくもキルティを! はあぁぁぁぁっ!」

 シアズは機関砲を再び構え銃口を巨人に向ける。そして感情に任せて銃弾をばら撒く。だがそれらは巨人の体を貫く前に全て弾かれ、床に転がっていく薬莢(やっきょう)の音が(むな)しく響くだけだった。

「ダンマクハ、オマエダケノセンバイトッキョジャナイゾ!」

「……はい?」

 シアズからの弾を受けながら、巨人は右手で左手の毛を豪快に毟り取った。指の間に挟まったその大量の毛が一気に鋭い針のように硬化していく。

「クラエ!」

 巨人はその大量の針をシアズに投げ放った。成程、これは巨人の作り出した弾幕と言える。

「おおっと……」

 シアズはその弾幕をすんでの所で回避するが、針の弾幕が一度で終わるはずも無かった。第二・第三射がシアズを襲う。

「あ、まずっ……」

 退路を予測しての攻撃だった。機関砲の砲身で急所への直撃だけは防げるものの、

「う、あああぁぁぁっ……!」

 膝に針を受けてしまい、立つこともままならなくなる。機関砲の弾も撃ち尽くしてしまい攻めることも出来ない。

 だが、白旗を上げるには少し早かった。

(上手く引き離せた、かな)

 時間稼ぎには成功していた。何故なら、

「閃っ!」

 いつの間にか時雨が巨人の背後に回っていた。そのまま巨人の背中に斬りかかった。日本刀の硬度なら――

「モウイチドイウゾ、オレハムテキダ!」

 鍛錬に鍛錬を重ねて作られたはずの刀ですら巨人の皮膚を切り裂くことは出来なかった。

 巨人は体の向きを180度変え、時雨に殴りかかる。

「くっ……!」

 時雨は咄嗟に日本刀を再度構え応戦しようとするが。


 巨人の拳の力に、日本刀は根本から折れ飛んだ。


 そして、

「うあっ!」

 勢いを殺すこともままならず時雨は直撃を受けてしまった。殴り飛ばされ、折れた刃と共に床に倒れ伏す。


(これで……終わり……?)

 自慢の日本刀(ぶき)を破壊され、()(つくば)りながら時雨は絶望していた。

 キルティは壁にぶつけられた衝撃で失神している。シアズも今更戦力になりそうに無い。

(駄目……私がやらないと……!)


 ふらふらとよろめきながらも立ち上がる時雨。その間にも彼女は巨人を倒す手立てを考え続けていた。

(以前戦った雪の巨人は額が弱点だったけど……)

 戦意を失っていない、燃えるような瞳を巨人に向ける。

「マダタチアガルノカ? コンドコソ、コナゴナニシテヤル!」

(これは……賭け)

 足元に転がったままの日本刀の刃を利き手とは逆の左手で拾い上げた。そしてシアズの方を見る。

 ――もう少し足止めをお願い、シアズ。一瞬でいい、隙が欲しい。

 その想いをシアズは目で受け止め、首を縦に振った。


 そうとも知らず、巨人は腕を振り上げる。

「シネェ!」

 再び落ちてきた巨人の拳を、足に力を込め何とか避ける。と同時に、巨人の後頭部に衝撃。

「……?」

 巨人はゆっくりと振り向き、足元に視線を遣る。落ちていたのは――シアズの機関砲。

「壁を背にして背後から襲え、ってね」

 時雨の作戦を何となく察したシアズは、機関砲を巨人の背後から投げつけていたのだ。

「サキニシニタイノハ、オマエカ?」

 時雨の目論見(もくろみ)通り、巨人の意識はシアズに向いていた。シアズには申し訳無いと思いつつ、巨人から離れるように走る。何処からそんな力が湧いてくるのかは分からないが、とにかく走る。

 そして時雨が拾ったのは、巨人が賊の頭領だった時に使っていたナイフだった。一度ボウガンの矢を刃で受けていてさえ、それは元の形状をしっかりと保っていた。

「ソンナニシニタイナラ、ノゾミドオリニシテヤルゾ!」

 頭上から降り注ぐ巨大な手刀をシアズは当然避けきれず、機関砲ごとタイルにめり込む形で地面に沈んだ。


 ――有難う、シアズ……この隙、無駄にはしない!


 再び巨人に接近しながら、時雨は今しがた右手で取ったナイフを巨大な後頭部目掛けて投げ付けた。

「マタウシロカ! ソンナタタカイカタガナンドモツウジルト……オモウナヨ!」

 巨人は振り向きざまその腕を大きく振り回した。ナイフは呆気無(あっけな)く弾かれ、そのまま何処かに飛んでいく。

「……?」

 だが、巨人はそこにいるはずの時雨の姿を見つけることが出来なかった。

 後ろを向いた巨人の背後に回り、その膝に飛び乗る。

「エエイ、チョコマカト!」

 再び巨大な拳が時雨を襲うが、彼女はそれをすんでの所で回避しつつその拳に飛び移った。

(ここまで来たら……もう外さない!)

「コイツ!」

 振り落とそうとする腕の上を、時雨は天性のバランス感覚を以て走っていく。そのまま顔面まで近付くと、

「刺っ!」

 いつの間にか右手に持ち替えていた日本刀の刀身を巨人の眼球に向けて突き出した。柔らかな部位を引き裂く感触。

「グオオォォォッ!」

 その刃は確実に巨人の目に致命傷を与えた。流石に眼球までは無敵の強度ではなかったようだ。人間のそれとは違う緑色の血を流しながら巨人はのたうち回る。その動きで時雨は巨人の頭上に打ち上げられた。

「……!」

 巨人の頭部を見下ろした時、時雨は悟った。

(こいつはここが弱点……?)

 体の他の部分が大量の毛で覆われていたのに対しその頭頂部は守るものが何も無く、更にそこは淡い薄青色の輝きを放っていた。

 それを確認した時雨は、刃の根本を右手で逆手に握り左手をその上に()える構えを取った。そして、重力に任せるまま、


「破ぁぁっ!」

「ギャアアアアアァァァァ!!」


 頭頂部を刃で貫いた。やはりそこが生命線だったらしく、轟音を立てて倒れた後ピクリとも動かなくなる。


「ハァ、ハァ……や、やった……?」

 後ろ手の体勢で肩で息をしている時雨の目の前で、巨人の巨躯(きょく)が粉々になりながら消え去っていく。


 そうして漸く死闘は終わりを迎えた。




「アルファード様、その身をお守りすることが出来ず、本当に申し訳――」

「いいよ、皆まで言わなくていい。今回はしょうがなかった」

 屋敷の主が手当てを受けた執事を優しく(さと)す。ルビーのように輝く夕陽がとても眩しい。

「これからも僕を守ってくれると誓ってくれるなら、それで構わないさ」

有難(ありがた)き幸せ」

 ルーガンが深く(こうべ)を垂れる。そんな彼に、アルファードは温かい笑顔を向け続けていた。



「刀……折れてしまった」

 柄と刃になってしまった日本刀を、時雨は無感情に見つめていた。

「あたしの機関砲も(しばら)くは使い物になんないね」

「命が助かっただけでも良しとした方がいいですよ、二人とも」

「むー、なんでキルティの得物(えもの)だけ無事なんだよーう!」

「あんなにボロボロになってもしぶとく生き残っている貴女(あなた)には言われたくないですね、シアズ」

 時雨の(そば)で、死闘の後であることなどお構いなしに言い争うシアズとキルティ。これもキュバス邸に平和が戻った証拠と言えるか。


「じゃあ次の戦いであたしが生き残るかどうか賭けよう! あたしは生き残る方に100ペリオン!」

「それなら私は――」

「……あ」

 二人のいつもの口論だったそれに、ふと時雨が割り込んだ。

「シアズ、『賭け』で思い出した。1週間私達の身の回りの世話宜しく」

「んー、何の話だっけ?」と首を傾けながら(とぼ)けるシアズ。金色のツインテールが動きに釣られてふわりと揺れた。

「そうでした。確か『先に辿り着いた方が何でも言うこと聞いてもらう』とか何とか」

「あー、そういえばあったねそんなこと……って、なんであたしが既に負けたことになってんの? ボウガンで援護したじゃん?」

「……あの場所は大広間の外」

「うぇ?」

 予想もしなかった時雨の屁理屈(へりくつ)に、しかしシアズ反論することが出来ずにいた。

「それはそうだとしても……そもそも2対1って卑怯(ひきょう)っしょー!」

「各個撃破という点では平等です、それに……」

「負けなのは否定してない」

「ぐぬぬ……」


 こうしてシアズはメイドのメイドとして1週間()き使われることになった。平和な悲鳴が今日もあがる――

という訳でいかがでしたでしょーか、「MAIDBLADE~The Intruders~」。

このシリーズ向けに考えていたキャラのお披露目という名目も兼ねて新しい話を書いたつもりでしたが、よくよく見ると途中からシアズが主役じゃないかって思えるような感じになってますなー。反省反省。

あくまで主役は時雨ちゃん! はいここ大事なのでテストに出ますよー!


後々の話については全く考えてません。連載(するにはあまりにも構想不足)かこういう読み切りみたいなのか…それすら未定だったりします。

「Black Memories」キャラとの絡み? 年代が同じかどうかも決まってないのでそれも実現可能か分かりませぬ。期待してた人(いるのか?)にはホント申し訳無い。


閑話休題。この作品を読んでいてちょっと「ザ・サード」(星野亮氏作のラノベ。富士見書房)っぽいなって思った人がいたらその発想は正しいです。それを含め幾つかの作品からパk…リスペクトしてます。べ、べべべ別にパクってはいませんよ? ホントだよ? ホントだってば!


さて、今回もネタ元の紹介をしつつお別れしようかと想います。…したらな!

「問答無用! ハハッ、蜂蜜……もとい、蜂の巣だぁっ!」→ハハッ、蜂の巣だぁ!(ザギ/テイルズオブヴェスペリア。「蜂蜜だぁ!」という空耳が有名)

「膝に針を受けてしまい、立つこともままならなくなる。」→膝に矢を受けてしまってな…(衛兵/スカイリム)

「あたしは生き残る方に100ペリオン!」→100ペリオン(ハイペリオン(Lv100)/劇場版まじかるブリンガーころな。某所における呼称)

「ぐぬぬ……」→ぐぬぬ顔(アナ・コッポラ/苺ましまろ)

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