1-3 お腹が空いてはなんとやら
『ところで主、火をつけなくていいのか?』
「……あ!そうだよね!」
手持ち花火をイメージして火をつける。
「よし、これでよし!あとは、石を熱して……」
簡単ステーキが完成した。
『……ワイルドな味だな』
「仕方ないでしょー、塩とかないんだし。」
『分かっておるさ』
まぁ、確かに美味しくは無い。
『さぁ、主、そろそろ寝るぞ。魔物も来るしの』
「うん、分かってるよ。」
『大丈夫さ、ちゃんと結界をはる。』
「うん」
今日は色々あった。
気づいたらこの世界にいて
魔法を作って
こんなに満たされたのは初めてだ
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オレンジ色の光が差し込む
『主、おはよう』
「ミーサ……おはよぉ」
朝ごはんの時間だ。
昨日余った肉とミーサが取ってきてくれた野草を食べる。
「……なんか、この野草まずくない……?」
『気のせいじゃ。』
「いや、美味しく……」
『美味しいよな?』
ミーサの圧がすごい。
目だけで圧をかけてくる
「……オイシイデス」
『ならいい。』
「ところでミーサ、今日は何しようか!」
『魔物を狩るのはどうだ?』
「魔物かぁ」
食料は蓄えたい。
「うん!魔物狩ろう!」
『では、探すか?』
魔物を狩るには、魔法を作らなきゃ
サーチにしよう
「おおー……サーチってなんかレーダーみたい……」
結構魔物がいる……
そっちに行ってみよう。
「ミーサ!右方向に魔物いるみたいなんだけど、いる?」
『いや、見えんぞ?』
「????あれ?」
反応がでたところに来てみた
「も、もう一度!サーチ!」
やはり反応がある
「んー?なんだろ?」
『もしや、野草に反応してるのではないか?』
「え?野草?」
『ここは、野草の群生地でな。たくさんの野草が生えてる。』
周りを見ると、ベリーみたいなものやブドウみたいなもの、そして
「あれ?これってにんじん……!?」
引っこ抜いてみると、やはりにんじんだった。
『それは美味いのか?』
「うん!これは、小さめにカットして火を通すと少し甘いんだよ!」
でもにんじんだけだと味気ないしじゃがいももあれば
「じゃがいもあったわ。」
『これはじゃがいもというのか?』
「うん!これを油で揚げるとフライドポテトなるのよねぇ〜」
考えるだけで顔がにやけてしまう
「とりあえず、にんじんとじゃがいも取りまくって、保存しないと!」
わたしとミーサは2つを手当り次第取った
『主、あそこにリントゥがいるぞ』
「りんとぅ?」
『ああ。』
よく分からなかったので、アプリで千里眼を作り見てみる
大きいニワトリだった
「あれ、食べれる?」
『ん?あれを食べるのか?固いぞ?』
「たぶん、食べれると思う。」
『なら狩ってこよう』
言い終わるやいなやミーサは走り出し、2分で帰ってきた。
「いやいや……はやくない?」
フェンリルはやっぱりつよいです




