1-2 魔法を作ろう
「攻撃魔法かぁ……せっかく水作れたんだし、
水魔法がいいかな?」
『主の思うままにやってみてはどうじゃ?』
「んー……確かにそれはそうだね。」
アプリを開いてみる。
「……あれ、質問が変わってる……
攻撃魔法と生活魔法、どちらを作りますか……
これは攻撃魔法ね。
次、火・水・風・土・光・闇・無属性の内
どの攻撃魔法を作りますか……か……」
質問は少し変わっていて、より具体的になっていた。
「ここは森の中だし、やっぱり水かな…いや、土?それとも風の方がいいのかな…」
『主、せっかく水魔法作ったんだ。水魔法にしてはどうだい?』
「そうなんだけど……んー……でも……」
しばらく悩んだ末、水属性にした。
「水魔法から派生させて、アイスアローとか作れるのかな?」
『アイスアローか。いいのではないかい?』
「よね!よし、じゃぁ、アイスアローで!」
空気中の水が弓の形になり凍っていく。
ダイヤモンドダストを見ているようだった。
「できたー!威力とかどんなもんか、試し打ちしてみるか!」
目の前の木に向かって弓を引いてみる。
━━ドカァン!!!━━━
なんということでしょう。
目の前の木を貫通したではありませんか。
「…………」
『……主……』
「……私のせいじゃないよぉ……(棒)」
ミーサに冷めた目で見られてしまった。
仕方ない、威力が分からなかったんだから。
「にしても、すごい威力ね、これ。」
『そうだな、魔物が吹き飛んで居なくなるくらいに』
「ちょっと待って、魔物いたの?」
『あぁ、主が貫通させた4つめの木くらいのとこに1匹な。見に行ってみるか?』
その前に、やりたいことがある
「貫通させた木、邪魔だし切っとこうかな…アイスアローみたいに剣にならないかなー」
次の瞬間、氷がつららのように手に収まり、剣になっていた。
「これなら!!!」
木を切り終えた私は、ミーサと魔物のところまで
行ってみた。左奥にイノシシが倒れている。
「……ミーサ、このイノシシ食べれる?」
『食べられるぞ?』
「わかった!アイテムボックスに入れて持ち帰ろう!」
アプリを開き、魔法でアイテムボックスを作る。
ついでに解体魔法も。
「これで、イノシシをアイテムボックスに入れて、解体魔法を当てれば、イノシシ肉が手に入るはず!」
アイテムボックスを開いてみると、
イノシシの毛皮と肉とでちゃんと分かれていた。
「これは、使えるかも!」
『主、もうそろそろ日が暮れてしまう。寝る準備をしなければいけないぞ。』
「え!ほんとだ……とりあえず火つけないとね。」
またまた大活躍のレッツマジック!
火魔法と光魔法を作った。
「さっき貫通させた木、アイスソードで切っといてよかった……」
『主がいきなり剣を持った時は驚いたぞ。』
「ごめんごめん!なんか、この形になって欲しいって思ったら変えることできたのよ」
つくづくこのアプリは不思議だ。




