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魔王として転生したのですが、聖属性だったので、配下の魔物たちを浄化してしまったのですが、これからどうすればいいですか?  作者: stardom64
第三章 (●▽×)とケチャップかけすぎオムライスの秘密

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1 着ぐるみ強制洗濯


なんかいつの間にか弟子ができたり、娘ができたり色々あったけど。

お城に帰ってきてまず、最初にすること。


それはくまたんの着ぐるみの洗濯。


アレたぶんめっちゃくちゃいと思うんだよね。

だって、モザイク入りワーム手づかみで釣り針かけてたし。


しかも、着ぐるみなのでとうぜん手は洗えない。

ってことはくちゃいままである。


いや、くちゃいくまか。なんちって。


なんでくまたんがそんなに嫌がるのかわからないけれど、訳の分からないモザイク入りの釣りえさをつかんだ手で城内ウロチョロされては大変困るのである。


衛生的な意味で。


もともと魔のつく方々はそんなの気にしないのだろうか。

そういえば、あの山頂にあったドラゴン混浴の温泉でも着ぐるみは洗っていないし…。


まあ、きっとあんまり、洗いたくないんだろうな。

たぶん、一着しかないよねあれ?


というかもはや、体の一部なのかもしれない。

着ぐるみの体で食べた栄養は本体に行くだろうし。


…トイレとかどうしてるんだろう。

そんなこと考えれば、きりがないけど、たぶんそういうことなのだろう。


「でも。見てこの汚れた床を。」

もっと正確に言えば赤いカーペットだけれど。


「シロクマの足跡がべったりとついてますね。」


カーペットにくっくりと残るくまたんの肉球あと。

このままでは城中泥んこまみれである。


「これは全身洗濯するしかなさそうですね。」


というわけで、皆様大変お待たせしましたお洗濯の時間です。

章またいだけど…。


まずは逃げるくまたんを捕まえます。


なのでまずは縄を用意します。

輪っかを作って結び目を作ります。


「えいっ。」

そして、カウボーイみたいに投げ縄で捕まえます。

そして網でキャッチ。


「くまっ‼」

「あっ逃げた。」


驚異の身体能力で縄をするりと抜けると、逃走。

縄は空をつかみました。


「お風呂いやくまー。」


「はいらないくまー。」

城内の床を猛ダッシュでしっかりと足跡をつけていくくまたん。


いやこれ掃除大変なんだけど…。

どうすんのよ。お城のたぶんだけど高級なカーペットが台無しだよ。


もうだから、お風呂入れようとしてるのに。

着ぐるみにだってお洗濯は必要だよ。


「くまたん待ってー。」


「いやくま、入らないくまー。」

遠くから聞こえる声。

もうだいぶ離されてしまったようだ。


「姉さま、我に任せるのじゃ。」


ビュンと廊下を飛んでいく竜王ことフェーナ。

なぜか私の弟子になっちゃったんだよね…。


まぁドラゴンってそういう気質みたいなんだけど。

でもフェーナなら追いつけるかもしれない。


「こないだのアレ、許さないのじゃ。覚悟するのじゃ。」

こないだのアレ?


「我のツノはとれぬのじゃーっ。」

なんかまた、くまたん宿敵と書いてライバル、増やした?


しかしそれも曲がり角を利用してまた避けるくまたん。


「ぶぺっ」

そして壁に角が刺さり、抜けなくなるフェーナ。


「フェーナ大丈夫?」

「姉さま、面目ないです。」


「ううっ。姉さまとりあえず。これ取ってくださいましー。」


壁に刺さったまま、目からうろこのようにポロポロ涙を出すフェーナ。

壁に一直線すぎて、きれいに埋もれたフェーナのツノを引っこ抜いてあげる。


「あっ姉さま、そこがひっかかってますの。」


「もうちょい左。」


「あっそこはさわらないで。」

「いや注文多いなっ。」


「あれ?ツノ?ツノ?ついてるよね?取れてないよね?」

ツノがついてることを気になりだすフェーナ。


「大丈夫ついてるよ。」

そう言ってフェーナに手鏡を渡してあげる。


「なんか、ごみついてますわね。」


「ついでに壁ごと取れてるけど…。」

ツノにはまだ、壁の一部がついたまま。


「取ってあげるね。ハンマーとかで壊してみる?」

「姉さま、それ、ツノとれちゃいます。」


結局さっきみたいに、無理やり手作業で取り除くことに。


「姉さま、抜ける、抜けちゃう。」

手足をじたばたするフェーナ。


「もうすぐだから。暴れないで。」

「ふぁい。」


「姉さま、抜ける、抜けちゃう。」

「大丈夫まだついてるから。」



フェーナからツノについた壁の一部を何とか強引に引きはがし…。


「ああ…。もげたかと思ったのじゃ…。ツノはしっぽと違ってまた生えてこないのに。」


「くまちゃん許すまじ。綿全部引っこ抜いて、アジの開きみたいに干してやるんだから…。」




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