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魔王として転生したのですが、聖属性だったので、配下の魔物たちを浄化してしまったのですが、これからどうすればいいですか?  作者: stardom64
第二章 巨竜国家と照り焼きの謎

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46 謎肉、タイムセールはじめました。

そして、ドラゴニアが手配した馬車の中で。 


「すぴー。」


すっかり寝てしまった竜王。

時折揺れる感触が眠気を誘うのだろうか。


「おねえさm…。膝枕してくださいまし。」


何か寝言を言ってる…。

そして私の膝の上に乗っかってきた。


「え?寝てるんだよね。」

そしてツノが地味に痛い。


「どらごんが一匹…。どらごんが二匹…。ドラゴンが三匹…。」

そこは羊じゃないんだ…。


竜王という重荷が外れたからなのか、すごくよく寝ている。

ただし、私の膝の上で。


「あれ?くまたんそれ…。」

なんか、見覚えのある肉を馬車いや竜車の中でむさぼるくまたん。


「ドラゴンのしっぽ肉くま‼城下町の売店で最後の一個だったやつ買ったくまっ。


「よっぽど気に入ったんだね?それ?」

「くま‼」


☆☆☆


一方の勇者。

「おい、あれはこないだの肉じゃないか?」


城下町で漂ういい匂い。

勇者パーティはまた、その匂いに吸い寄せられていた。


「ざんねんだな。兄ちゃん。たったいま、人気商品は売り切れちまったんだ。残りは低級な肉しかないんだが…。」


長い尾をもったその肉を持ちあげる店主。

「こんなのでよければ、安くしとくぜ。1ドラコでどうだい?」


「安い…。」

「ぜひ、うちの国に持って帰って…。」

「いやある分すべてもらって…。」


「いやでも、それだけ安いということは…何か…。」

何やらぼそぼそ、うーんと考え込む勇者。


「安いのはタイムセールの時間だからだぜ?」


「じゃあ、どうよ。1本おまけで1ドラコ。これでどうだ?」

「よしっ。かお…。」


「勇者?」

勇者の口を押え、顔を近づける聖女。


「ふぇ?」

ずるずるずる…。


次の瞬間勇者は無残にも引きずられていた。

「まだ何もしてないじゃん。何も言ってないじゃん。」


主張する勇者。

「いや、思いっきり、買うつもりだったじゃない…。思考回路駄々洩れだったわよ。」


「というか、もう手持ちないでしょ…。」


「いやまだ、強化ゴブリンの…。」

じたばたしながら引きずられていく勇者なのであった。


「とにかく要らないので撤収。本当に懲りないんだからもう…。」







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