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魔王として転生したのですが、聖属性だったので、配下の魔物たちを浄化してしまったのですが、これからどうすればいいですか?  作者: stardom64
第二章 巨竜国家と照り焼きの謎

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32 底なし穴のヒミツとソフトクリームの怪


そして、他の扉は…。

ソレっぽい扉を開けてみる私たち。


「物置…?」

ここはモップとかそういう類の閉まってある物置っぽい。


なんかえげつないくらいモップ置いてあるけど…。

あれ?これほんとは剣とかつるすやつだよね?


だって、隣に置いてあるの盾だし。

「盾とモップ普通一緒に置かないよね?」

なんというかアンバランス。


「モップで戦うたいぷのやつくま?」

「それか、単純に置く場所がないとかですかね?」


もしかして、ここまで私の魔法の有効範囲内だったりして…。

しないよね?


うん、考えるのはやめよう。うん、だってなんかめんどくさい。

「とにかく、これでお掃除したら城内ピカピカだね♪」


☆☆☆


次の扉は…。


「底の見えない穴。」

部屋の真ん中に井戸のように鎮座する石組みに囲まれた底なしの穴。


「一体何用なのでしょうか?」

穴をのぞき込み首をかしげるリリア。


「ここの下に竜王がいるとかなのかな。」

なんかすごそうなダンジョンにつながっててみたいな。


「でも城にわざわざ、掘りますかね?せっかくの城が地盤沈下で崩れません?」

「それは確かに。」


「でかいから、たぶんドラゴン専用のトイレくまね。」

そこに割って入るくまたん。


「いや、そんなわけ。」


「でもなんかにおうくまよ。」

くんくん周囲の空気を嗅ぐくまたん。


「あとここにうんこあるくま。」

ソフトクリーム状のモザイクを指さすくまたん。


「それってこえだ…。」

リリアが言い終わる前に急いで扉を閉める私


「次‼」




☆☆☆


「お次の扉は…。」

「武器庫でしょうか。」


ドラゴン用のどでかい鎧や、甲冑の類がかけられた部屋。

とリリアが何か見つけた。


「なんでしょう。この大きな扉は?」

いかにもこれボス部屋だよねという感じの鉄の鎖でぐるぐる巻きにされた扉。


両脇には松明が立てられ、無骨な茶色い木の扉を浮かび上がらせる。

武器庫というか廊下の一部に武器置いてる感じなのかな?


「鍵はかかってないみたいくまね。」

くまたんがガチャガチャすると簡単に錠前は外れる。


「なにこれめっちゃ重い。」

「ドラゴン用くまかね。」


扉も異様に馬鹿でかいし、そうかもしれない。

大きな立派な錠前は簡単に空いた。


あと中に入るだけなのだが…。

「これって、誘われてる?ような気がするんだけど…。」

というか絶対そうだよね。


でも、周りにこの先に通じそうな扉はない。

今更戻るわけにも行かないし、追手には追いつかれそうな予感。


「いたぞ。捕えろ‼︎」

開けっぴろげの武器庫の扉からどんどん侵入してくる兵士たち。


「もう来ましたか。」

そして持っている武器はモップ。


「なんで、もっぷくま?」


「まさか、本当にモップで戦うんですか?」

一瞬兵士たちの間に流れる沈黙。


「ひるむな。我々にはこのモップがある‼」

一呼吸おいていう兵士。


「いみわかんねーくま。」

ひるむことなくモップ片手に突っ込んでくる兵士たち。


「仕方ないだろっ。これしか武器なかったんだから‼」

そういって突撃してくるリザードマンの兵士。


「いやそれ武器じゃないから。お部屋きれいに保つためのやつだから‼」

もう、魔法で武器モップをどっかにやることもできなさそう、だってモップだし。


有害そうじゃないからたぶんだけど浄化魔法も効かない。

なかなかに考えられている…。

その間にも兵士たちがどんどん近づいてくる。



「天使さま追いつかれます‼」

魔法も使えないとなると…。そしたらもう、前に進むしかなさそう。



「ええぃ。開けてしまえ。」

ギィぃ。重たい音と共に徐々に開いていく扉。


そして全員が次の空間に入ったのを確認してガチャンと扉を閉める。

ちなみにこの扉は中から鍵がかけられるタイプ。

閂をして。


これで完璧だね。







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