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魔王として転生したのですが、聖属性だったので、配下の魔物たちを浄化してしまったのですが、これからどうすればいいですか?  作者: stardom64
第二章 巨竜国家と照り焼きの謎

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2 宣戦布告と青空教室


ここは城内にある会議室。


重厚感ある荘厳なつくりの天井があったはずなのだが…。

そこに広がるのは満天の青空。雲一つもない。


いわゆる青空教室‼

今日もいい天気だわ。


「報告します。東の城壁に大きな穴。城内破損箇所多数。」

扉を開けて入ってくる兵士。

うん知ってた。


というかここも青空教室だし。

と同時に土台から外れる会議室の扉。

「あっ。」


☆☆☆


「というわけで作戦会議よ。」


「皆も知っての通り、隣国、巨竜国家ドラゴニアより、今朝方、宣戦布告されたわ。ついでに城も半分壊されて、負傷者も出てるわけだけど…。」


「もちろんこちらもそれ相応の対応をしなければならないわ。」

先日の勇者との約束もあるし…。

元々その予定ではあったんだけど。


なにより、私自身の平穏のため。

毎回毎回、私の安寧の地を壊されるようでは大変困る。


「魔王討伐隊を結成するわ。」

「目標は隣国、巨竜国家ドラゴニアの首都ポイズンパレス。」


ピンを持ち、大陸の端の方にピンを立てる。

「昔と変わっていなければ、巨竜国家ドラゴニアは大陸の東の大部分を占める巨大な国。我が国からは巨人の森、もしくは、竜骨山脈を超えることによりのみ侵入できます。」


リリアが古い地図の上をきれいな指でなぞる。


「巨人の森は回り道になるネ。」

「竜骨山脈を超えるのが一番早いくまね。」

道順はこれで決まり。


「とすると問題は誰が行くのかよね?」

うーんと考え、議場を見渡す私。


「まず、ケロくんは留守番。防衛力的にも置いておきたいし。」

まず目に入ったのは金髪のショタっ子ケロくん。

「はいです。」


そしてツタでくしを持ち、髪をとかすチャイナ娘

「それと、ラウネも留守番。城の防衛をお願い…。」

「まかせるネ。」


「というわけで…。」


リリィ アークエンジェル(元魔王)

くまたん 大天使(元悪魔)

リリア 人間(元スケルトン)


参戦‼


「魔王討伐隊(元魔王軍)の結成よ。」

じゃーん。「はい、ポーズ。」

これは後ろで爆発の起きてそうなやつね。


☆☆☆


「これなんか意味あるくま?」


「火薬の量によって予算が分かるの。」


「いや、お前誰くま。」


「回想シーンにありがちな解説の人よ。」

「わけわかめくま。」


☆☆☆


「でも、まおー様、それだと、まおー様も一緒に行くことになるクマよね。それだと、この国の女王様がいない状態になるくま。」


「確かにこの国は構造が変わったばかり。少し不安ですね。他国に攻め込まれても文句言えませんし。しろくまにしてはいいこと言いますね?」


「くま?」

フライパンを持ち出したリリアと爪でそれに抵抗しようとするクマたんの間で飛び交うバチバチとした火花。

「ひとこと余計くまよ?」


「相変わらずネ。ちょっとは仲良くできないネ?」

「くまたん、どうどうです。」

グデっと机に突っ伏し、あきれたようにぼそっと呟くラウネと止めに入るこの場で唯一の男子、ケロくん。


この二人で大丈夫なのかな?

仲がいいのか悪いのか。

若干、脳裏に不安のよぎる私なのだった。






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