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第四百四十三話 失われた大陸 その2

 俺達はロイが言った黒いオーラが漂う場所へと向かう。


「何だか嫌な気分がします……」


 ルルが胸を押さえながら呟く。


「そうだな……なんとも言えないが身体が拒絶するようだな」


 ルルの呟きにウィルが言葉を返す。

 あの黒いオーラはおそらく負のパワーだ。

 相反する光の精霊の加護を受けている者からすれば、あれほどの相反するパワーは存在するだけで影響を受けるだろう。

 俺は光の精霊の加護を受けている訳ではないからそこまでの影響はないけど。


「俺にとっては利用しやすい力だがな」


 魔人化しているクロードにとっても影響はないようだ。

 でも、この状態でみんな戦えるかどうか……。


「あれがみんなを襲うと思うとますますほっとけないわね」

「そうね、必ず止めないと」

「アリィお姉様とシャーリーお姉様の言う通りですわ」


 影響はあっても戦う気力まではなくならなってないようだ。


「おい、ハル」

「ん?」


 ロイの言葉に視線を前に戻すと、前方に一人佇む人影が見えてきた。

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