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名前のない家

作者:ねけば
最終エピソード掲載日:2026/01/11
東京都下のベッドタウン。 親の不在という共通の空白を抱えた澪と陽翔は、幼い頃から互いの体温だけを頼りに生きてきた。 血の繋がらない「姉弟」のような距離感は、やがて閉じた箱の中で、誰にも踏み込めない静かな「共犯関係」へと深化していく。

それは、世間が期待するような燃え上がる恋ではない。 ただ、冷たい記憶から逃れ、二人で在り続けるための、生存本能に近い選択の積み重ね。

やがて、二人の歩みは静かに分水嶺へと辿り着く。 外側の世界を完全にシャットアウトし、手に入れた平穏を「盾」のように守り抜く道。あるいは、過去の空虚を埋めるだけでなく、新しい命や場所を「礎」として、一から世界を築き直す道。

微かな熱と、静謐な依存。 どこまでも不健全で、誰よりも純粋な二人が、自分たちだけの「家族」を完成させるための、二つの未来の記録。
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