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サバイバルゲームで一括破壊したら惑星がひれ伏しました。  作者: 設楽七央


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46/58

スコップは武器。童貞はステータス。毒はリアル。

ついに戦闘突入! しかも、スコップ片手に命がけの攻防です。

体力ギリギリの中で、語られる“俺”のバックグラウンドと、襲い来る魔術師。

ただのサバイバルじゃない、“感情と毒”のダンジョンへようこそ。

 ――弓、毒、スコップ、俺――





 咄嗟に松明をスコップに持ち替えてゾンビを殴りあげ、切り倒す。

 スコップは武器ですね、大佐!


 他にも、骸骨戦士と魔術師が向こうに湧いてる!

「マジか! 魔術師とかレアモンスターなのに! 引きがいい!」

 ってことを喜ぶべきか!

 攻撃力が高くて、太古だとまず体力1まで削られることを悲しむべきか!


 とにかく、スコップでどうにか倒して、洞窟の中にも松明を追加。

 ギリ、体力5で耐えた!


 いつもだともっと減るのに……

 まじで命かかってると思うと、凄いな俺!


 戦闘は、好きではないけど巧いからな! 実際に空手もやってるし!

 ……というか、『マイピ』でVRが出た時に、動きがあまりにとろくて殺されまくったから、格闘技習ったんだよ。


 お陰で痩せて腹筋割れたし、女子にたまに食事を誘われるようになった!


 でも童貞だけど。


 妹と母との折り合いが悪いから、女性に対して親近感とか持てなくて……

 一緒にユーチューバーの番組やってるミナちゃんとか、女の子だと思うけど、平気なんだけどな。画面の向こうの人だから。


 女の子自体、世界からいなくなれ、とは思ってない。女嫌いではない。男よりよっっぽど好き!

 街に女の子がいると華やかでいいと思う。でも、そばに来られると困る。複雑。


 動物アレルギーだからネコは飼えないけど動画や写真のネコは好き!って感じ。


 なのでハンカチに「私はコミュ障です。仕事の話以外はスムーズに話せません」と書いて持ち歩いている。

 案外、それを見せると日本では十分だった。話せないわけじゃないんだけどな。話したくないから。


 ……というか、特に日本の女の子って、もう、全然、話しわかんない。意味わかんない。

 なんで食事とか服の話につきあわされなきゃいけないのか、なんでそれを俺に話すのかがわかんない。


 好みを聞かれるのも面倒くさい。

 食べ物の好みなんて毎日違うだろ。今日は疲れてるからチョコ食べたい日もあれば、四川食べたい日もあるだろ。

 舌がサンラータンになってるときにチョコ渡されても困るんだよ。チョコは腐らないからいいんだけどさ逆だと地獄じゃん?


 アメリカの女子は、女史だからな。女傑だからな。

 ブラック環境でもキリッとピンヒールはいてる女史は男と一緒。

 ビジネスライクだからめちゃくちゃ仕事のことは喋れる。

 シャツのボタンをもう一つ留めてくださいって人もいるけど。


 アメリカのブラックって凄いからな。3ヶ月連勤だからな。マジ勘弁してくれ!


「はっ!」


 飾り穴の空いているドアから骸骨戦士に弓で射られたので、ドアから見えない壁に張り付く。

 ゲーム以外のこと考えてていい時間じゃなかった。


 壁が冷たい。

 背中が冷たい。


 ゾンビに引っかかれた腕が、火がついたように熱かった。


 今、毒で体力がさらに1減った!

 毒ーーーーっ!


 ◆――AI副官ログ(AI LOG)――


[T+3015sec] 【AI副官デリミタ子】

 ──戦闘ログ:スコップ使用によるゾンビ撃破を確認。武器換装成功。

 ──洞窟内:松明復旧、光源復活確認。ただしゾンビ再湧きエリアあり。

 ──敵種:魔術師(希少)+骸骨戦士(時代外種)。バランス異常警告。

 ──プレイヤー体力:毒影響により現在4。行動制限レベル:軽中度。

 ──プレイヤー心理状態:回想フェーズ突入。外部雑念検知中。


 ◆――AI副官が用意したコメント欄(ECHO-WALL)――


「スコップで戦うのマジ勇者」


「『ゲームのために空手始めた』名言すぎる」


「ドアの飾り穴、やっぱ罠じゃねーか!」


「ゾンビ毒ダメ、リアルに痛そうで震えた」


「マイピ、戦闘しながら人生語るのやめてw」

感情の話から毒ダメージ、まさかの弓矢。

今回の話は、テンションの波が極端すぎて書いてて楽しかったです。

次回は「医療アドオンによる毒解除」か「スケルトンとの再戦」がテーマになる予感。

それではまた、塔の下か、闇の中で!

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