インベントリは拡がった。人間は縮んだ。
インベントリが宇宙規模に拡張された次の壁は『クラフトグリッド』と『熱ダメージ』。今回は電子倉庫の基礎と、意外にシビアな温度システムに触れる。
■副題:熱き竈と電子倉庫――
『マイピ』では 4×4 の作業台にアイテムを並べて『成形』する。時代が進むと 5×5、6×6 とグリッドが拡張され、ポーションや魔法用にはまた別の専用台も必要になる。それらを一括で管理できるのが 『インベントリディスク』――俺は『電子倉庫』と呼んでいる。開発者ごとに違う名前を付けるから、まとめてそう呼んだほうが楽だ。複数ブランドの電子倉庫を併用すればリスクヘッジにもなる。
『マイニングラフ』時代は作業台が最初から最後まで 3×3。今でも 3×3 レシピが最多だし、電子倉庫もその系譜だ。
「時代を進めないと作れない」のは NPC だけ。プレイヤーはレシピを知り、素材があれば時代も技術も無視して作れる――それが『マイピ』流。『技術ツリーの束縛』は NPC の鎖であってプレイヤーの鎖ではない。……まあ詳しい話は後回しだ。
「1クラン倉庫」のおかげで最大の懸案だったインベントリ問題はひとまず解決。次の課題を考えながら竈下のチェストから木炭を取り出し、スティックと組み合わせて松明をクラフト。手荷物に松明を持った状態で竈に近づけば、束で着火できる便利仕様!――と油断してカマドに肩が当たった。
「あつっ!」
『マイピ』は温度を感じないはずなのに、カマドが間違いなく熱かった。いつもはカマドの温度なんて関係ないから、避けることもしなかったんだけど、これはやばいな。動線がかなり限られる。
いつもだと入口近くに設置してしまうんだけど、今回は、少し外れたところに配置して正解! 出入りするたびにやけどするところだった!
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■AI副官ログ(AI LOG)――
\[T+3 780 sec] 【AI副官デリミタ子】
── 手荷物松明:一括着火成功。
── 竈表面温度:630 °C。火傷判定 = TRUE(ダメージ 1 HP)。
── 拠点動線リスク:中。推奨レイアウト変更(竈周囲 2 ブロック空け)。
── 作業台拡張情報:プレイヤー知識レベル 4×4 → 6×6 対応済み。
── 危険度:低(環境ダメージのみ)。
■AI副官が用意したコメント欄(ECHO-WALL)――
1. 「電子倉庫=沼、わかる。」
2. 「竈630度のリアル火力w」
3. 「技術ツリーはNPCの鎖、名言きた!」
4. 「次は竈を囲って『火傷防止フェンス』だな!」
5. 「複数ブランド導入で相互バックアップ大事!」
竈の火傷は侮れない。次回は作業動線の最適化と、5×5 以降クラフトの具体例――そして『ポータブル電子倉庫』試作のレポートを予定。コメント欄で竈安全レシピやおすすめ電子倉庫MODを教えてくれ!




