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第20話 信じ、助け合う事

昨日投稿しましたが、修正前のものを投稿してしまいました。誤字なのでストーリー進行は変わりませんが、箇所が多いので投稿し直しさせてもらいました。

……これは大丈夫なはず。


 俺は正座している。隣にはレッドも正座していて、何故かその膝の上には産まれたての青白い鱗の幼竜が寝息を立てている。何でも卵から育てたらしい。どうやら竜商人の元から去る際に餞別として特別に卵を貰ったとか。

 ピタリ、と。俺の喉元に刃が突きつけられる。あと一ミリでも進めば俺の首は切られるだろう。木剣だが。


「雑念が混ざっている」


 そう言われて俺は姿勢を正し、心を無にする。だがしかし、俺に偉そうに言ってきたのは中年騎士ラングレイ。相手が相手なので俺は心の奥底から溢れる怒りを抑えることが出来ず飛びかかった。うおーーっ!


「ほら、集中力が無さすぎる」


 ペイっとあしらわれて俺はその辺をゴロゴロと転がっていく。ぬぅ。そもそも何故俺までこんな事をさせられているのだ。


「剣を教えてって言ってきたのはお前だろ。飽きるの早すぎるんだよ。彼を見ろ」


 そう言ってレッドを指差すラングレイ。目を開けているが、焦点はどこに合っているのかさっぱりわからないし感情がこもっていない。無、だ。しかも微動だにしない、瞬きもだ。


「素晴らしい、これほど心を研ぎ澄ます事が出来る人を俺は見た事がない。次の段階に早速進もう」


 それを聞いた瞬間、レッドは幼竜を脇に置いて立つ。側に置いてあった木剣を持ち近付いてきた。ニヤリと不敵に笑う。


「ペペロンチーノ、俺は先に行く」


 俺は起きた幼竜と遊ぶことにした。やはり剣とか野蛮なものは俺には合わない。時代は魔法だ魔法。むむむ、と俺は体内の魔力を操る。嫉妬の魔女の魔法を受けた際に、何となく自身の魔力を、自覚できたのだ。それとあいつに貰った魔道具を使う際にも魔力を使うので、何となく操作が出来るようになってきた。

 まぁ、これはこの世界においては赤子が言葉を話す様になれる程度の事なんだが。しかし現実世界で何年も生きてきた俺達プレイヤーにとってはとても新鮮に感じるのだ。まるで体内の血液を操っているかの様な、不思議な感覚である。


 それができたからと魔法がすぐに使えるわけではないのだが。


「ラングレイさん、あいつは放っておきましょう。ああなってはもうダメだ」

「そもそもあいつが、剣貰ったから使えるようになりたいとか言ってたのにな」


 実は、嫉妬の魔女に貰った魔道具は一つではない。とある能力付きの魔剣を貰ったのだが、うまく扱えなかったので教えてくれとラングレイに頼んだのだ。するとレッドまでついてきた。

 しかし、その話をした後にレッドの魔法を見せられたので、俺はそちらの方が魅力に感じてしまった。つまりレッドが悪い。幼竜が俺の背中をよじ登っている。


「俺は、一応龍華の軍隊式剣術の師範を務める事がある。つまり教えられるのは龍華流の剣術になるんだが……まずは今の剣筋から見せてもらおうか」

「よろしくお願いします」


 ぺこりと姿勢良くお辞儀をするレッド。そうして二人はチャンバラを始める。てかこいつ割と偉そうな立場なのに、俺達にこんな事を教える暇があるなんてどういう事なんだ?実は職場でハブられてるのか?


「失礼な。そもそも俺は破滅の魔女の監視任務を命じられているんだよ」


 おいおい、俺の事じゃないか。カンカン木剣をぶつけ合いながらラングレイは続ける。


「謎の存在であるプレイヤー、しかも問題行動を起こしてばかりで『魔女』の称号を与えられているお前を野放しにするわけがないわな。まぁ、サトリ様が命じたわけではないんだが」


 ぬぅ、こんな幼気な少女にこんなオッさんをべったりさせるとは。通りでこの男をよく見かけるわけだ。それを聞いたらお前の上司どもに一泡吹かせたくなってきた。


「俺の知らないところでやってくれよ」


 そう言ってた事もバラしてやる……。しかしこの国での俺の扱いがそんな事になっていたとは……。二人のチャンバラは一旦終わった様で、何やら批評をしている。終わると剣術の型をいくつか見せて、それをレッドにやっておくように言ったラングレイがこちらに歩いてきた。


「と言っても、サトリ様やモモカさん……後は、リトリ様の口添えもあってそこまで拘束力は無いんだけどな。一番の理由は下手に抑え込むとよりひどい事になるからだけど」


 そんな事を俺に教えても良いのか?反骨精神溢れる俺がどんな行動に出るか分からないとでも?


「まぁ、色々とあるんだよ。リトリ様も言っていただろ?武力だけではやっていけなくなると」


 ふぅん。幼竜を高い高いしながら、俺はつまらなさそうに鼻を鳴らした。そんな事より真剣に型をこなしているレッドの邪魔をしたい。俺の脳裏に浮かぶ、あの時の奴の言葉。



『あれは感情操作魔法ではない。堕落魔法という』


 陰気な女が不機嫌な顔で続ける。


『知性ある存在は、必ず罪を犯す……それを導く七罪と呼ばれる欲情や感情がある』


 これは元の世界でも有名だ。七つの大罪。


『私の魔法スプリードは、それを植え付け育てるもの。そしてそれは目に見えるものではない』



 だが、俺はそれを視認し、自覚した。俺ならば使える。強い自信を持って俺は自分の手を、レッドに向けてかざした。くくく、食らいな。まぁ回想挟んだくらいで出来るわけがないが。もちろん不発だ。

 しかもレッドを害しようと思ったのがいけなかったのか幼竜が俺の腕に乗り指先をモチャモチャ噛んでいる。

 この野郎!いやメスか?オスなのか?どうでも良い。俺は振り払って赤ちゃんトカゲを地面に落とす。くるりと綺麗に着地したトカゲが可愛らしい声で威嚇してくる。こいつ……上下関係ってのを教えてやらねぇとな。むっ、ラングレイ邪魔だどけ!


「こんな小さい子に何でそんなひどい事を」


 ファイティングポーズを取る俺の前から幼竜を奪い取るラングレイ。抱え上げるが指をひと噛みされた。


「いてっ」


 ポトリと落ちた幼竜がドテドテとレッドの元へ走っていく。そのあざとい可愛らしさに、マスコット枠の俺の愛竜オリーブと鳥男のむーちゃんの立場が危うい。くそっ、ダメだ。勝ち目が無い。そもそもオリーブがしばらく帰ってこないんだが?あの女どこに連れて行ったんだ。


 取り返しに行くか。俺は嫉妬の魔女の森へ向かった。



 *


 道中、街中にて。怪しい何かがコソコソと路地裏を移動しているのを発見した俺はその後を尾行した。やたらと毛並みがフサフサしている奴だ。獣人だろう、しかもとても見たことがある。俺はニヤリと口角を上げ、そいつの肩を叩いた。


「うォっ!……ってなんダヨ。お前かヨ」


 そいつとは、イントネーションが妙におかしいすぐに人を陥れるどこぞの狼獣人だった。自動翻訳には何故か方言の様なものも気を利かせて聞き取れる様に変換する機能も備わっている。

 まぁそれはいい、こんな所で一体何をしてる?お前はどこかの飼い犬になったのでは?


「うるセェ!俺を縛り付けることなゾ、誰にもできヤシネェ!」


 ……逃げたんだな?俺にはわかる。おそらく自由と金があると思いペットとして飼われていたものの、思っていた以上に自由が無かったんだな?当たり前だろ、お前みたいな犯罪者に自由を謳歌する権利があると思うなよ……。という事で衛兵に突き出してやる。

 コイツには恨みしかないからなぁ……。俺がニヤニヤとしていると、狼獣人は地べたに転がりこちらに腹を見せてきた。


「たのム!どうか見逃してクレ!……故郷に置いた母親に、会いたいンダ……」


 どうやらコイツ流の土下座らしい。俺は腹に足を乗せ、見下した。


「口答えばかリしていタ……、強がっテ故郷を出て、今じゃこんな有様ダ……母チャンは俺なんてどうでもイイかもしれナイ……けど、謝る機会が欲しいんダ……」


 ウルウルと瞳に涙を溜めながら狼獣人は訴えかけてくる。踏まれた足に逆らう事もなく、為すがままに受け入れていた。俺は足を下ろし背を向けた。


「……俺は何も見なかった、ただ……道を歩いていたら後ろに誰かがついてきていただけだ」


 そう言って俺は歩き出す。その言葉を聞いて、狼獣人は慌てて立ち上がり俺の後をついてくる。俺は無言で人気のない道を王都の外へ向け歩く。小さく、ありがトウ……そんな呟きが耳に入るが、聞こえなかったフリをした。


 俺は王都の裏道に詳しい。なるべく目立たずに王都を出る事なんて朝飯前だ。もちろん衛兵……要は警察の警備ルートも頭に入っている。奴隷が逃げると、まず衛兵に連絡が行き、やがて捜索される。

 交差路まで来て、俺は耳をすます。狼獣人には手で合図をして動かない様に伝えた。…………聞こえるのは、人の話し声だ。よし、行くぞと合図して、俺は飛び出した。ビリビリと自分の服を破り突然何かに躓いてコケる。


「キミ!どうした!」


 慌てて駆け寄ってくる三人の衛兵。俺は大粒の涙を流して俺のすぐ後ろに付いてきていた狼獣人を指差した。


「助けて下さい!急に襲われたんです!」


 なにぃ!と衛兵の内一番ゴツい奴が即座に狼獣人を捕まえる。地面に倒して関節を決めた。俺はえぐえぐと悲しそうに泣いている、狼獣人は信じられないといった顔でこちらを見ていた。くくく、バカが……。


「大丈夫かい?」


 一番優しそうな顔立ちの奴が上着を俺に掛けて手を差し伸べてくる。ウルウルとした瞳で俺が見上げると、衛兵は少し頰を赤くした。俺に対し悪感情は無い……完全に信じ切っているな。内心で口角を上げながらその手を掴もうとして、


「ちょっと待て」


 最後のメガネをかけた知的な衛兵が突然そう言ったので、皆の注目が集まる。


「そいつは、破滅の魔女じゃないか?」


 ハッとして、優しげな衛兵が一歩後ずさった。俺の顔を穴が空くほど見つめてくる。


「た、たしかに。聞いていた特徴通りだ」


 なんだと?俺の手配書でも出回ってんのかよ。しかし、俺が実際にその破滅の魔女だとして……こんな可憐な少女が襲われているのを助けないつもりか?

 だが、この場で真っ先に行動したのはどこぞの狼獣人だった。


「そ、そうなんダ!助けてクレ!オレはコイツにハメられたんダ!……ウウ!オレの金を返してクレ!」


 ふん、随分詰めの甘い。具体性が無い、こんなのを聞いてお前を信じる奴があるか。しかし、どうやら少しは信じたみたいで衛兵達は俺に疑惑の視線を向けてくる。

 不味いな。この前の双魔の厄とかいう事件以来、俺の評判が地に堕ちているぞ。くそ……このままクソ狼の好きにさせてたまるか……。


「うぅ……、いつも私はこうなんです……。魔女なんかと似てると言われるせいで、いつもいつも泣き寝入り」


 ポロポロと涙を零してみせると、優しげな衛兵が目に見えて狼狽えている。くくく、俺の演技は女優顔負けだな……。クソ狼を捕まえている衛兵も力を強めているのが横目に見えた。よし、あとはこのメガネだけか。

 チラリとメガネの顔を見ると、何やらクソ狼に注目している。その理由はすぐに分かった、記憶の擦り合わせをしていたのだ。


「一年前に、闘技場で八百長騒ぎを起こした時……その相方が確か、この獣人だったはずだ」


 一年も前の事を覚えているだと?まずい、グルだと思われてしまう。濡れ衣だ。


「お前ら気を付けろ、この二人で組んで俺達に何かをしようとしているのかもしれない」


 この三人組の中で、見た目通り頭脳を担当しているのだろう。他の二人はメガネの記憶と推測を信じて、俺達に対して警戒心を向ける。


「チッ、バレちまったカ」


 突然悪態を吐くクソ狼。こ、こいつ……。俺を巻き込むつもりか。それを聞いて俺から遠ざかる優しげな奴。…………。しょうがない。俺とクソ狼は視線を合わせた。


「いやいや、そんな。何かするだなんて……」


 俺はえへへと愛想笑いを浮かべながら立ち上がり埃を払った。メガネと優しげな奴が俺に注目している。俺はおもむろに懐から懐中時計の様な物をとりだした、クソ狼を取り押さえるゴツい奴の注意が俺に向く……その瞬間にクソ狼がエビ反りになってゴツい奴の頭を足で掴み、引き剥がすように放り投げた。


 逃げるが勝ちだ!俺は一気に駆け出す。クソ狼も走り出して俺の前を走る。……!遅い。こいつまさか!まさかだった。突然振り返ったクソ狼は俺を突き飛ばし、後ろから追いかけてきていた衛兵達の前に身代わりを立てた。この野郎……。


解放リリース!』


 迷狂惑乱界。嫉妬の魔女が扱う、周囲の魔力を狂わせる魔法結界。それを即座に展開した。俺を突き飛ばして振り返ろうとしていた所だったクソ狼は態勢を崩し顔面からずっこけた。くくく、バカが。しかし以前にも言ったが本家本元より大分弱体化しているのと、前回使用時からチャージが不充分なので不安定な姿勢だったクソ狼はともかく後ろから走ってきていた衛兵達には通用しなかったみたいで壁際に追い詰められてしまった。


「はぁ、はぁ……逃げるという事は、やはりやましい事を考えていたな?」


 息を切らしながら衛兵が腰の剣に手を置いている。いつの間にか復帰していたゴツいのも含めて三人に囲まれた今、クソ狼も負けを悟ったのか諦めモードになっていた。今頃頭の中では言い訳を考えているのだろう、見苦しい未来が容易に想像できる。

 しかし一方、俺は正直今回は何もしていない。なので余裕があり、手を上げながら三人組に近付いて事情を説明する事にした。俺はむしろ被害者だと、脱走奴隷であるコイツの逃走に利用されていたのだと真摯に訴えた。


 そんな俺の真剣な主張は聞き入れてもらえない様だ、三人ともが警戒心を解くことが無い。クソどもめ、誰とは言わんがとある中年騎士の適当さを見習いやがれ。俺はクソ狼に視線を向ける。コクリと、頷きあった。

 クソ狼は諸手を挙げてこちらに背を向ける。降参だ、下手に逆らって斬られては敵わん。そういう判断だろう。そう思わせて油断させるのだ。ゴツい奴が懐から紐を取り出し、クソ狼を縛る為に近付こうとするので俺は耳打ちをした。


「気を付けろ、コイツは往生際が悪い。何か考えているぞ」


 クソ狼がこちらへ少し振り返りながらギョッとした顔をする。一瞬悔しげな顔をして、すぐにニヤリと口角を上げた。なんだ?何か企んでる……?


「今ダー!魔女ォ!やレェ!」


 突然大声で叫ぶクソ狼、やはりグルなのかとまず俺を引っ捕まえるメガネ。ゴツい奴は機敏な動きでクソ狼をふん縛り地面に転がす。横に同じく縛られた俺も転がされた。


「お前っ!元々俺は関係ないだろっ!」

「死なば諸共ヨォ。まぁ仲良くしよウゼ」


 くそっ!このゴミ野郎がっ!お前と関わるとロクなことにならん!


「なにイ?テメェがそれをいうのカァ?」


 おい!アホ衛兵ども!今回に関しては俺は何もしていない!コイツは脱走奴隷だ、俺は善良な市民としてそれを教えてやっただけだぞ!


「……聞く耳を持つな、コイツは破滅の魔女だからな」


 このメガネ……。かくなる上は自害するしかないな。と思ったが今回は歯に毒を仕込むのを忘れていた。困ったな、身請け引受人にはモモカさんをお願いするか。




「それで、この壺を割ったのはどちらかね?」

「この狼です」


 でっぷりと太ったおっさんが椅子に踏ん反り返りながら偉そうに聞いてきたので、横で地面に正座している狼獣人を指差して俺は正座しながら即答した。


「まっ、まってクレ。それを割ったのはコイツなんダ」


 見苦しくも言い訳をするクソ狼。ちっ、人のせいにするとは……悲しい奴だ。まぁ割ったのは俺だが。


「連帯責任で二人とも懲罰だ!」


 二人合わせて懲罰房にぶち込まれた。くそっ!と俺は壁を蹴り悪態を吐く。あのデブ親父!

 横で狼獣人もガォーっと吠えている。


「ウルセェぞお前ら!鞭打ちを増やすぞ!」


 外から怒鳴り声が聞こえる。俺はすぐに小さな小窓のついたドアに張り付いて涙ながらに訴える。


「獣人に襲われそうなんです!助けて下さい!」


 しかし、このか弱き少女に対して現実は無情だ。


「またお前らか!何回懲罰房にぶち込まれてんだ!黙って大人しくしてろ!」


 なんて事だ、ここの奴らは血も涙もないのか。俺は大きく舌打ちをしてドカリと床に座る。おい、クソ狼。作戦を練るぞ……ここを脱出する、な。



 ここはスラムの奴隷商が経営する裏奴隷市場。何故か今、俺達は怪しい奴隷商の元で誰かに買われるのを待つ身となっていた。


TIPS

破滅の魔女の住処は、はっきりとしていない。

様々な目撃証言から察するに複数の拠点を持っている様だ。そのうちの一つは怪しい薬屋だとか。

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