表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/9

陽炎戦艦

行方不明だった戦艦が現代に現れアメリカに牙を向く。

広島に来てから4日目の朝。

何気なくテレビを付けるとどの番組もとあるニュースで埋められていた。

「国籍不明の戦艦のような…」「戦艦大和の形をした…」「謎の戦艦が出現…」といった内容である。

ニュースは坊ノ岬沖に突如として謎の戦艦が出現し、海上自衛隊が出動するという大事態であった。

しかしその戦艦はどこかに消えてしまったという。


「なぁ夢、これってもしかして…今回調べている艦じゃないか!?」

快斗がそう言う。

「でもなんでこんな時に?」

そう口にすると。

「調べているからじゃないかな(小並感)」

次の日はフィリピン沖、レイテ島沖にも出現したと海外メディアが報じていた。

更にその次の日はラバウルやガダルカナル島沖に…

しかしいずれも突如として現れて突如として消えていくと言うものだ。


私達は東京に戻り今回の調査をまとめていると、信じられないニュースがやっていた。

それは「ハワイ真珠湾沖に戦艦が出現し警告を無視した為交戦した」と言うものだ。

なんでも、アメリカ海軍がイージス艦などでたった1隻の戦艦に攻撃を仕掛けたのに返り討ちにあったらしい。

生き残りの乗組員の話では「5発トマホークミサイルを撃つと10発の砲弾が飛んで来る」と言うことだ。

その艦は攻撃を仕掛けた全艦艇を撃沈した後に何処かに消えていったという。

アメリカ政府は日本に対して抗議をしているらしい。

でも仕方ないアレは元々日本の戦艦なのだから。


「と言う事は…その戦艦は大戦中からずっと現役で動いているという事?」

快斗は見て分かることを口にする。




5話に続く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ