長い耳
モンドがシュヴから『星』の秘密を聞いた次の日、モンドは気持ちのいい日差しと、小鳥のさえずりの音楽に、ゆらされ目が覚めた。
「んっんう~! 」
モンドは眠気をはらうために、体を大きく伸ばす。
「ふう」
モンドはそう言うとベットから降りて、部屋を出る
そして、洗面台で顔を洗い、歯をみがく
「ん、さっぱりした」
モンドは、外の新鮮な空気が吸いたくて外に出ると
イブが、川のそばにある大きな石に腰をかけていた。
「よう、イブ」
モンドがそう声をかける
イブの体から汗が流れていた
修行の途中に声をかけて悪かったかな……
モンドがそう考えていると
「あ、ご、ご主人様おはようございます」
こちらに気づいたイブが、慌てた様子で立ち上がり、頭をペコリと下げる
「いや、座ったままでいいよ、疲れているだろうしね」
モンドは、微笑みながら、イブのとなりに座る
「どうもです」
イブは、首をコクンとしたあと、石に腰をかける
「どうだい、調子は? 」
モンドは、修行の成果を聞くために、軽い口調でイブにそう聞くと
「ドンドン強くなっています! 」
イブは恥ずかしそうに、でも嬉しそうにそう言う
「ああ、そのようだね」
モンドは、たしかにイブが成長しているのを感じる、イブがな汗を流すごとに格段に強くなっていること感じながらそう返す
イブが強くなっていくのは嬉しいが、しかし、どこかに寂しさのような、何かを感じていたモンドはイブの顔をまじまじと見つめる。
「か、顔になにか付いていますか? 」
イブは、褐色の肌を赤色にそめながらそう言う
「ん、まあ、いや、それより、いい朝だな」
モンドは、イブから目をそらし、川のキラメキをながめながらそう言う
「ご主人様……もう昼です……」
イブは申し訳なさそうに言う
「……え? 」
モンドはマヌケな声を上げたあと、空を見ると
太陽が天高く上がっていた
……恥ずかしししぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!!!!
モンドは、リンゴのようになった顔を手でおおい隠しながら、そう思っていると
「あ! ご、ごめんなさい! 」
イブは、急いで立ち上がり、頭を深く下げる
「いや、いいよ……勘違いしていた俺が悪いんだし」
モンドが笑いながらそう返すと
「そう……ですか? 」
イブは、不安そうな顔を見せる
「うん、ああ、でも、シュヴのやつ起こしてくれてもいいのに」
モンドが口を尖らせながらそう言うと
「シュヴさんは、ご主人様の事を起こしていましたよ? 」
イブは、キョトンとした顔でモンドを見つめながらそう言う
「え……そうなの? 」
モンドもキョトンとした顔をする
「はい……」
イブは、眉を八の字にしてそう答える
そういえば……そんなことがあった……ような気がしてきた……
霧がかかったようにボヤけた記憶の一ページを思い出しながら、モンドはそんな事を考える
「はあ~、またシュヴから説教か……」
モンドは、なんだか自分にばかり厳しいシュヴの顔を思い浮かべながら、ため息を混じらせながらそう言う
「そ、そんなに落ち込まないできださい! ボクも一緒に謝ります! 」
イブは、モンドを元気づけるようにそう言う
「イブゥ……ありがとうぅ」
モンドはイブの優しさに涙を流しそうになりながらそう答える
「そ、そんな」
イブは、顔を赤くしながらそう言った
「いや、しかし、シュヴもさ、もう少しはイブを見習って俺に優しくしてほしいんだ」
モンドが不満そうにそう言うと
「シュヴさんも、ご主人様が好きだから厳しめに接するんだと思いますし、なんだかんだ言ってシュヴさんもご主人様にアマアマだと思いますよ」
イブは、にこやかに笑いながらそう言う
「シュヴが? 俺のことが好き? ヤダヤダやめてくれ気持ち悪い」
モンドが手を振りながら嫌そうな顔でそう言うと
「そんなこと言ったらシュヴさんが悲しんじゃいますよ」
イブは、優しい笑顔でそう言う
「シュヴは怒るなんてことはあっても、悲しむことなんてないんじゃあないの? 」
モンドは鬼のようなシュヴの顔を思い出しながら、そう言うと
「好きじゃない人と一緒に旅なんてしませんよ」
イブは、否定するような笑み、でもイヤミのない笑みで答えた
「ふ~ん、シュヴがね~、でもそうなるとイブも俺のことが好きなのかな? 」
モンドは少しいたずら心でそうイブに問いかけると
「そっそっそ、そ、それは……その……」
イブは顔を真っ赤にして口ごもる
「ま、いきなりそんなこと聞かれても照れくさいわな」
モンドは、笑いながらそう言う
でも、イブは俺に好意は持ってくれているだろう
モンドはそう思う
「そういえば話が変わるけど、イブとスレイの耳ってかなり長いよね」
モンドは前々からなんとなく気になっていたことを言うと
「あ……イヤでしたか……」
イブは悲しそうな顔をして、自分の長い耳を手でおおい隠した
「あっ、いや、そうじゃなくて可愛いなって」
モンドは慌ててそう言う
「かわっ、そんなことないです……でもありがとうございます」
イブは嬉しそうにそう言う
モンドがイブ耳をよく見てみると、少し動いていた
「耳、動くんだな……」
モンドがイブの耳を見ながら、そう言うと
「え……ええ」
イブは頷きながら、そう答える
「なあ、ちょっとでいいから動かしてみて」
モンドが興味津々(きょうみしんしん)になりながらそう言うと
「はい!わかりました」
イブは、モンドの期待に応えつため、耳を動かす
「おお……」
左右上下前後に動くイブの耳をモンドは夢中で見る
イブは自分に夢中なモンドの姿を見て、高い背丈に合わない、小さな胸をドキドキさせながら耳を懸命に動かす。
「な、なあ、触っていいか? 」
興奮気味になったモンドはそんなことを口走る
「は……はい!」
一瞬、戸惑ったものの、モンドと同じく興奮していたイブは触って欲しいという欲求に身を任せそう返す
「よ、よし……行くぞ!」
モンドは、緊張しながら、荒い息づかいで、たどたどしい手つきで、イブの耳の先をなでる
「ん……」
イブは、声を漏らす
「ふう~ふう~」
モンドは相変わらず荒い息のまま今度は、耳の穴の周りをくすぐる
「あ……ん……」
イブはさっきより大きな声を漏らす
「ひゅほお~」
モンドはさらに息を荒くして、耳たぶをつまむ
「ひゃ……あう……」
もはや、喘ぎ声に近い声を漏らす
「ふぬのぉ~」
モンドは牛みたいな声を出し、イブの耳の穴に指を無理やりねじ込む
「は……ああ……ふああ!」
イブは大きな声で喘ぐと体を小刻みに震わした
「はあ……はあ……大丈夫か? 」
モンドは、つい夢中になっていた自分を反省しながら、息を整え、イブに気遣うように声をかける
「あ……はあ……、だ、大丈夫です」
イブは少し苦しそうで興奮したような声でそう言う
「な、なんか変な感じになったな……」
モンドはバツが悪そうに頭を掻きながらそう言う
「ん、耳あ敏感なので触られるとちょっと変な感じになってしまうんです……」
イブは恥ずかしそうにそう言う
「え、じゃあ悪いことしたかな? 」
モンドが申し訳なさそうにそう言うと
「い、いえ!ご主人様に触っていただけて嬉しいです」
イブは、顔を赤くし上目遣いでそう言う
「そうか……ならよかった」
モンドは、イブに異様な色気を感じ、股間に血液が集まるのを感じながらそう言った。




