Story94「2人でビール」
「ちょっと、すみっち口を開けられても困るんだけど… 」
「だって食べさせてほしいもん」
すみっちは、可愛くおねだりをしてくる。
「仕方ないな。それじゃはい、あーん」
「あーん、うん凄く美味しい! 」
僕は、すごくやりにくかったが、すみっちは幸せな表情をしていた。
「それなら良かったよ」
「お兄ちゃんありがとう! それじゃ、さっちゃんに悪いから今日のところは部屋に戻るね」
すると、さっちゃんがすみっちに優しくこう言った。
「すみっち、みゆちんには優くんと一緒にいることは言わないでね。別に隠したいわけじゃないんだけど、変に誤解されたりする可能性があるから」
「うん、分かった!それじゃお兄ちゃん、すみっちお休みなさい」
「すみっち、お休みなさい」
「お休みなさい」
そしてすみっちが部屋から出たことを確認してからさっちゃんが恥ずかしそうにしながらいきなり大きく口を開けてきた。
「あーん」
「ちょっと、さっちゃん。もしかして… 」
「うん、そうだけど私にはしたくないわけ」
「そんなことないけど、緊張してくるんだよ」
「別に良いじゃん。それじゃ早くしてよね、恥ずかしいんだから」
「分かったよ」
「それじゃ、あーん! 」
僕は、緊張しながらも再び大きく口を開けてきたさっちゃんにゆっくりと食べさせてあげると顔を真っ赤にしながらすごく嬉しそうにしていた。
「どうかな? 」
「すごく美味しい!ありがとう。それじゃそろそろビールを開けるとしますか」
するとそう言いながらさっちゃんは、いきなりズボンを脱いでいき白い綿の下着姿になった。
「ちょっと、さっちゃん何してるんだよ! 」
「だって真夏で今は、夜といっても暑い事にはかわりないでしょっ」
「それはそうだけど… 」
「それとも私のこう言った姿はみたくないとでも言いたいわけ」
「誰もそんなこと言ってないけど、さっちゃんって普段はツンツンしてる感じで、いきなり下着姿になられると女性としてすごく意識してしまうんだよ」
「別に優くんなら意識してくれても良いんだよ! 」
「さっちゃん… 」
「それじゃ、一緒に乾杯しよう」
「うん! 」
そして僕は、さっちゃんと乾杯してからビールを飲んでいき、すごく美味しそうにさっちゃんは、飲んでいく。
「やっぱり美味しいね」
「そうだね!さっちゃんと一緒だからすごく嬉しいよ」
「私も優くんと一緒だからすごく嬉しいよ!ねぇ、もし私が優くんにえっちなことしたら嫌になるかな? 」
僕は、さっちゃんからの衝撃的な質問にどう答えたらいいのか分からず困っていた。
「さっちゃん何、言ってるんだよ! 」
「この間、大学に行った時に同じクラスメイトの女の子から話の流れでこんなこと言われたの。
『彩希は、まだえっちしたこと無いって女としての価値観が低いからとしか考えれないよ』
それで私、傷ついたの」




