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いちご荘の彼女たち  作者: まっさー
シーズン2 〜strawberry summer〜
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Story88「私の事を‥」

 僕も瞳さんにもしもの事があったらと思ってしまったため感情が出てしまい少し怒り口調になる。



「だからいったじゃん!僕は、瞳さんにもしもの事があったら辛いからって…」



「優くん私がドジったせいで本当にごめんね… 」



「謝らなくて良いけど、瞳さんは一人の女性なんだから無理したらダメだよ! もう… 」



「優くんもしかして怒ってるの? 」



「怒ってはないけど、瞳さんがもう少しで頭を打って死んでしまうところだったからちょっと感情が出てしまってるだけだから」



「優くん… 助けてくれて本当にありがとう! 」



 すると瞳さんは、恥ずかしそうにしながら僕を強く抱き締めながら僕の口にキスをしてくれた。



「瞳さん… 」



「優くんありがとう!大好き! 」



「僕も大好きだよ! ちょっと感情が出てしまってごめんね… 」



「ううん、謝らなくて良いから!だってそれだけ私の事を心配してくれてたからなんだから私は、むしろ嬉しいよ! 」


「瞳さんありがとう!でもスカートが濡れてしまったんだけど… 」



「それなら着替えたら良いだけじゃん!ちなみにパンツもびしょ濡れみたいだから少しだけ歩いたら橋の下になるからそこで着替えるよ」



「うん分かった!

 それじゃそこまで一緒に行こう! 」



「うん! 優くん手を出すから連れっててくれない? 」



「別に良いよ! 」



 それから僕は、瞳さんの手を繋いで橋の下までゆっくりと連れていった。



「連れていってくれてありがとう! 」



「ぜんぜん良いよ!それじゃ僕は、後ろ向いておくから着替えて良いからね」



「それだと私、着替えられないじゃん」



「どうして着替えられないの? 」



「だって他の人に私の下半身見られたら嫌だもん! 」



「それじゃもう少し瞳さんに近づいてから後ろ向いておくから! 」



「それも嫌だ!前向いて優くんが見えないようにしてくれないかな? 」



 僕は、顔を赤くしながらこう言った。



「それだと僕に見えるじゃん! それはちょっと…」

「でも純子の裸は良いけど、29歳の私のは見たくないのかな… 」



「そんなことないよ!瞳さんのもみたい気持ちはあるけど… 」



「それなら前向いてくれて良いじゃん! 」



「瞳さんがそこまで言うなら良いよ」



「ありがとう! 優くん優しいね」



「そんなことないよ!それじゃこれでどうかな… 」


 僕は、ゆっくりと橋の下の端に瞳さんを追い詰めて手を壁にドンと小さめに叩くと瞳さんは、さらに顔を赤くしながら言った。



「私ね、実は前から好きな人に壁ドンされたかったの…まさか優くんからしてもらえるとは思っていなかったらすごく嬉しいし、身体中が熱くなって来ちゃった。どうしよう… 」



「こうしたら瞳さんが着替えていても回りから見られる心配が無いかなって思ってしてみたんだよ」



「優くんありがとう!これなら着替えやすいね」


 するといきなり濡れたスカートを下に降ろしてから下着までゆっくりと下に降ろしていく。



「それじゃ着替えの下着とスカート渡しておくね」

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