Story82「初めて思ったこと」
そして僕がレオンちゃんの部屋の扉を開けるとそこには、レオンちゃんが着替えている最中で、上半身が裸になっていたため大きな胸が露になっているのも見えてしまいレオンちゃんの顔が真っ赤になってしまった。
「レオンちゃんごめんね! すぐ閉めるから! 」
僕が慌てて閉めようとしたらレオンちゃんは、何も言わずに僕の手を強く引っ張りながら扉を閉めていきそのまま抱きつかれてしまった。
「レオンちゃん…どうしたの? 怒ってるのかな? 」
「怒っていたらこうはしないでしょ? 」
「それじゃどうしたの? レオンちゃん胸が見えてるのに… 」
「分かってるし今、死ぬほどすごく恥ずかしいよ!でも今はこうしたいの‥ 」
「レオンちゃん… 僕がノックすれば良かったんだよ。ごめんね‥ 」
「ううん、優くんは悪くない。私がちょっと暑くて汗かいてるのが分かったから着替えようとしたんだけど、ちょっと時間がかかってしまったから」
「そうだったんだ‥それじゃ僕も暑いから上の服脱ぐよ! 」
「優くん…そんなことしなくて良いよ」
僕は、レオンちゃんだけ上半身裸にするわけにはいかないと思い自分も同じように脱いでいった。
「だってレオンちゃん恥ずかしい思いはさせれないから! 」
「優くんキスして! 」
「レオンちゃん買い物はどうするの? 」
「キスしてくれてから行こう! 」
「うん、分かった! それじゃするよ」
「うんっ! 」
するとレオンちゃんは、ゆっくりと目を閉じながら唇を尖らせてきたので、僕は、ゆっくりとその唇にキスをするとレオンちゃんは、そのまま抱き締められて僕の身体に柔らかいものが触れた。
「レオンちゃん‥ 」
「私、今初めて日本に来れて良かったって思えてるの 」
「それならプロ野球選手になれた時にも思ったんじゃないの? 」
「ううん、確かにドラフトでプロ野球選手になれた時もすごく嬉しかったけど、仮に受からなかった場合でも私の母がアメリカ人で今でもアメリカ人の知りたいもたくさんいる上に野球ならアメリカでもしようと思ったら独立リーグとかでも出来るけど、優くんと出逢うにはアメリカにいても逢えないし、そこにはいないでしょ? 」
「まぁ確かにそうだね! 僕は、日本人だしアメリカにいく予定は無いからね」
「だから初めて私が日本に来れて良かったって思えてるの」
「レオンちゃん… 僕もレオンちゃんと出逢えて嬉しいけど、今、見ちゃってるから… 」
「優くんになら見られても平気だよ!だって仲良くなっていったらいつかは、優くんに見られる時は来るって分かってるから‥もしかして私のはハーフだから見たくない? 」
「そんなことないし、僕は、ハーフだからって差別したりなんて間違ってもしないから!それに可愛くて良いと思ってるよ」
「それなら良かった!優くんも良い身体つきしてるよ! 」
「レオンちゃんありがとう! 」
「私の方こそありがとう! それじゃ最後に優くんが私を抱いてくれないかな? 」




