Story78「ようやく結論が‥」
「優くん…私も嬉しいよ! 」
美憂姉が嬉しそうにしてると愛理ちゃんが僕にこう言った。
「私の事も思いながらしてくれたんだね!実はね、アイドルだからこんなこと言ったら嫌われると思うけど、私もね優くんを思いながら夜にしちゃった事があるの! 」
「愛理ちゃん、ぜんぜん嫌になんてならないから大丈夫だよ!むしろアイドルだからしたことないのかなって思ったりしてたからね。話しにくいことなのに話してくれてありがとう! 」
「こちらこそ話してくれてありがとう!アイドルでもしちゃった子は多いと思うよ」
すると瞳さんがある資料を見ながらみんなに語り始める。
「一人えっちしたことがあるって言う女子は95%も占めるみたいだから簡単に言うとほぼ全員1度はしたことがあるみたいだね。ちなみに一人えっちをする理由については意見がバラバラみたいだけどね。それじゃ優くん結論を出してね」
「どうだしたら良いのか分かりませんが、一人えっちは男女問わずに少なくとも1度は、みんなしたことがあると言うことと一人えっちは恥ずかしいことではありません。また気持ちよくなりたいと言う思いでするのも良いと思いますし、好きな人がいてその方の事を思いながらしているのであれば、勇気を出して本人にカミングアウトしてあげたら喜ぶのではないでしょうか。まず男性の人で女性が好きな男性の事を思いながら一人えっちしてることを知って嫌いになる男性はいないと思いますので!これが僕が思う結論です」
それを聞いてくれていたすみっちは、僕にこう言った。
「お兄ちゃんの話を聞いてるとやっぱりドキドキしちゃうんだよね~ 」
「すみっち、別に僕はドキドキさせるような事は言ってないと思うけど‥ 」
「だって好きな人の事を思いながら一人えっちしてることを本人にカミングアウトしてあげたら喜ぶんじゃないかなって言うところがすごく胸にキュンと来るんだよね」
「別に僕は、思ったことをただ話してみただけだから」
こうして第3回ガールズトーク討論会は、色々ありながらも何とか無事に終わりメンバーたちは、それぞれ部屋に戻っていたのである。
それから僕は、レオンちゃんの部屋に向かってノックをする。
「レオンちゃん、南川だけどちょっと話したいことがあるから部屋に入っても良いかな? 」
「あっ、優くんもちろん入って良いよ! 」
「ありがとう!それじゃ入ってるね」
そして僕は、レオンちゃんの部屋に入っていく。
「あっ、ちょっと本とかが散らかってるけど座って良いからね 」
「ありがとう!ぜんぜん散らかってないしむしろ可愛くて綺麗なお部屋だよ! 」
「優くんにそう言ってもらえると嬉しいよ!そう言えば話したいことってなにかな? 」
「実は、レオンちゃんを不快な気持ちにさせてしまってるなって思っていたから本当にごめんなさい」
「どうして謝るの?優くん何もしていないのに‥ 」
「だって僕が洗濯係になったことによってレオンちゃんからしたら嫌がられると思うし、おまけに今回の討論会は言いにくい内容だったから‥ 」




