Story76「カミングアウト続く」
「瞳さん、でも年齢的に早いんじゃないの? 」
「うーんちょっと早いかもしれないけど、既に大人の身体になりつつあるし、最近の女子は早いって言うから問題ないよ!だって別に純子が優くんと実際にしたわけじゃないんだから大丈夫だよ!ほら、次進めていこうっ」
「分かりました、ありがとうございます!それでは再開しますね!では続いてよしりんお願いします」
するとよしりんが顔を赤くしながら続いてカミングアウトしてしまう。
「私は、プロレスの練習ばっかりしてたから初めてしたのは意外と遅かったかな…ちなみに私は、4日前に優くんを思いながら久々に一人えっちしちゃったね」
「よしりんもカミングアウトする会議じゃないんだからね! 」
「分かってたんだけど、つい私もしちゃったよ~ 」
「これだとカミングアウト大会になっちゃうよ。それじゃ次、羽衣ちゃんお願いします」
羽衣ちゃんが話そうとするとさっちゃんが呟いた。
「こんなこと言ったら怒鳴られそうだけど、羽衣ちゃんのイメージは、かなり遅かったかなって思うね」
「さっちゃん当たってるよ!私は、17歳の時に少ししてみたことがあったんだけど、さっちゃんと同じでただ気持ちよくなりたくてしただけかな。だけどちょっと前に誰かを思いながらと言う意味では初めてになるんだけど、優くんを思いながら夜に声を出さずにしちゃったけど、すごく良かったね! 」
僕は、顔を赤くしながら優しく注意する。
「羽衣ちゃんまでカミングアウトしなくて良いから! 」
「だって違った意味で初めてだったからつい便乗しちゃったんだよね~ 」
「これは討論会なんだからね。それじゃ次は、3期生の愛理ちゃんお願いします」
「私は、初めて一人でしたのが10歳で意外と早かったけど、やっぱり気持ち良くするためにする派だよね」
「やっぱり気持ち良くするための意見が多いね!それじゃ次は、そらちゃん」
「あたしは、初めてしたのは12か13歳だったけど、あたしも気持ち良くするためにしかしてなかったかな…好きな人がいないのに誰かを思いながらって言うのには繋がりにくいからね。でも昨晩は初めて誰かを思いながらしちゃて優くんから押し倒されたいって思ってしまって優くんの事を思いながらしちゃったね! 」
「そらちゃんもカミングアウトはしなくて良いからね。それじゃ次、新道さん! 」
すると新道さんは、僕にこう言った。
「話す前に南川くんにひとつだけ話しておきたいんだけど、これからは私の事も名前のレオンって呼んで敬語じゃなくて普通に他のメンバーと接するような感じでしてくれないかな?私だけ名字って嫌だから… 」
「良いよ!それじゃレオンちゃんって呼ぶからレオンちゃんもこれからは優で良いからね」
僕がそう言うとレオンちゃんは恥ずかしそうにしながら呼んでくれた。
「ありがとう!それじゃ優くん…って呼ぶね! 」




