Story75「思わぬカミングアウト」
すると美憂姉が優しく言ってくれた。
「私たちは、優くんの意見をいつも重要視してるんだから最後まで今日もいてね! 」
「分かった!それじゃいるね! 」
僕が美憂姉に返事をすると瞳さんがこう言った。
「私は、前にも話したかもしれないけど優くんの事については新メンバーの方には事前によく話してるから安心して参加してね! 」
「ありがとうございます!それじゃ今回も参加するね」
「そうこなくちゃ! それじゃ美憂ちゃんは、みんなと同じ席に移動して優くんは真ん中の席に移動してね」
僕は、言われた通り真ん中の席に座るとこの討論会についての進行の仕方が書いてある本が目に入ると瞳さんが話を始めた。
「優くんがこれからこのガールズトーク討論会の進行とまとめをしてほしいと思ったから優くんが困らないようにと思って頑張って作ったからこれに進行の仕方とかまとめてあるから参考にして頑張ってね! 」
「瞳さんわざわざ作ってくれてありがとう!期待を裏切らないよう頑張ります」
「無理のない程度に頼んだわよ! 」
そして僕は、さっそくその本を見ながら進行していく。
「それでは今からガールズトーク討論会をしたいと思います。話しにくいこととかあると思うけど無理のない程度に討論していけたらと思います。それでは美憂姉から意見をお願いします」
すると美憂姉は、恥ずかしそうにしながら話を始める。
「それじゃ私から話すけど、どう話したら良いのか分からないけど中学生くらいに初めて一人えっちをしたい気持ちが出てきてするようになったけど、間違っても男子には話せないって思っていたね」
「美憂姉… 話してくれて本当にありがとう!それじゃ次はさっちゃんお願い致します」
「今回の内容は、本当に話しにくいことではあるんだけど事前に優くんに言っておくけど、別に私が優くんとえっちしたいわけじゃないんだから誤解しないでよねっ! 」
「分かってるから大丈夫だよ! 」
「それで私も一人えっちは経験したことあるけど、個人的には気持ちよくなりたい時はおすすめかな」
「そうなんだね!それじゃ次はすみっちお願いするね!でもすみっちはまだ11歳だからしたことないよね‥ 」
「ちょっと前まではしたことなかったし一人えっちってなんだろうって思っていたけど、実はこの間初めてしちゃったの‥お兄ちゃんの名前を小さく呼び続けながら‥ 」
「すみっち別に内容をカミングアウトする会議じゃないんだよ! 」
「お兄ちゃん分かってるよ!でも私は、お兄ちゃんの事が大丈夫だもん」
「すみっち‥ 瞳さん僕の教育不足ですみっちに早い年齢でこんなことになってしまってごめんなさい」
「何、謝ってるのよ!謝ったら純子に悪いよ。むしろ純子は幸せだよ!だって初めての一人えっちが優くんを思いながらって正直私が羨ましいよ」




