Story69「まもなく夏休み」
それから僕と美憂姉は、女性服専門店でのお仕事を頑張っていきながら僕は、間で羽衣ちゃんの男性恐怖症と敵対心を克服させるために高校の登下校の付き添いをしてあげたりして少しずつ克服させていった。
またよしりんは、プロレスの大会が迫っているため毎日部屋で『マッスル!』を掛け声にしながら頑張っていき、すみっちも学校の授業を頑張っていき気づけばいよいよ夏休み前日になり、羽衣ちゃんとさっちゃんとすみっちは、それぞれ学校は違えど1学期の終業式を迎えて3人は早めにいちご荘に帰っていた。
ちなみにこの日羽衣ちゃんは、僕の代わりに仲の良いよしりんが学校まで迎えにいき無事にいちご荘に帰れたことを羽衣ちゃんから僕にメールで知らせてくれてそれを知った僕は、休憩時間の間に確認した時ほっとしていた。
「羽衣ちゃん無事に帰れたみたいで良かった!よしりんにお礼のメールをしておかないと‥」
「優くん、羽衣ちゃんの事が心配なのは分かるけど無理はしたらダメだからね!私は、最近優くんの身体が大丈夫か心配になってるんだからね」
「美憂姉、心配してくれてありがとう!美憂姉も無理しないようにしてね! 」
「優くん、ありがとう! 」
「それにしても私たちは明日からも仕事あるけど、すみっちや羽衣ちゃんたちは夏休みになるから羨ましいなって正直思ってしまうなぁ~ 」
「言われてみればそうだね!僕たちは毎週土日とお店の定休日くらいしか無いもんね」
「そうだ!今度私と二人きりで海に行かない? 」
「でも他のメンバーに見つからないかな」
「大丈夫だよ!だって私たちには正式な夏休みが無いんだから息抜きをするために海に行くくらい大丈夫だよ! 」
「確かにそうだね! それに美憂姉と二人で海なんてこれ以上嬉しい夏休みは無いよ! 」
「私も同じだよ!優くんと二人で海に行けることより嬉しい夏休みなんて考えられないよ」
「美憂姉、そう言ってくれるとすごく嬉しいよ!よしやる気が出てきたから午後からの仕事も頑張るぞ! 」
「私もやる気が出てきたから頑張ろっと! 」
それから僕たちは午後からの仕事も頑張ってからいちご荘に帰宅すると玄関で拭き掃除担当のすみっちがしゃがみながら拭き掃除をしていた。
「みゆちん、お兄ちゃんお帰り~! 」
「ただいま! さっそく私たちが帰ってくる前に頑張っているんだね」
「すみっち、ただいま! 」
「二人に喜んでほしかったから! 」
「そうだったんだね!ありがとう!それじゃ私は、そろそろ時間だからお風呂の準備しとくね優くん! 」
「美憂姉、気を付けてね! 」
それから美憂姉は先に部屋に戻っていきお風呂に入る準備をしていき僕は、すみっちと少しだけを話をしようとしているためそのままいる。
「すみっちが頑張っているのを見ると僕もすごく嬉しいよ! 」
「お兄ちゃんにそう言ってもらえると頑張って良かったって思えるよ! 」




