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いちご荘の彼女たち  作者: まっさー
シーズン1 〜Strawberry spring〜
50/302

Story49「直接お礼を‥」

「僕は、南川 優と言います。こちらこそよろしくお願いします。ちなみにアンダースクールと言うのは愛理ちゃんどういう意味なのかな? 」



「アイドルハイスクールには、昨シーズンからメンバーが増員しすぎた影響で改革をグループ内でしたことによって起きたもので、私たちがいるのは、『選抜スクール』つまり野球で言えば一軍に値するもので、そらたちがいる『アンダースクール』は、野球で言えば二軍に値するね 」



「そうなんだ!すごく大変そうな仕組みだね」



「そうだね!選抜とアンダー内の入れ換えも定期的にあるからね。幸いリーダーである私は、入れ換え対象から免除されてるけどね。ちなみにアンダースクールの下にはルーキースクールもあるから、選抜スクールに入るのは、ごく僅かみたいだね」



「本当に大変だね!大川さんも選抜スクールに上がって愛理ちゃんと一緒に歌ってるところとかみたいですので、辛いと思いますが、頑張ってくださいね! 」



「南川くん、ありがとうございます! 」



「いえいえ!僕は、アイドルハイスクールのファンなもので、ただそこまで分かれてるのは知りませんでした‥ 」


 すると愛理ちゃんが僕にこう言った。



「ほとんど選抜スクール以外のメンバーは、公式サイトに小さく名前が載るくらいであとは、特設の施設内で練習をしたりする日々だから目立たないからね…

 せっかくだし、今からみんなでどこかいかない? 」



「うん、良いけどその前に愛理ちゃんに伝えたいことがあって…」



 僕がお礼を言おうとしたら、大川さんが割り込んできた。



「もしかして愛理先輩に愛の告白するの? 」



「大川さん、違いますよ! 」



「愛理の顔が赤くなっていましたので、もしかして告白かなと思ってしまったんです… 」



「確かに愛理ちゃんの顔は赤いですけどね」



 すると愛理ちゃんが恥ずかしそうにしながら言った。


「別に告白でも良いんだからね! 私は、いつでも答えはOKだから‥」



「愛理ちゃん何言ってるんだよ!告白じゃないから!

この間のお礼を直接言いたかったから。本当にありがとう! 」

「そんなのぜんぜん良いよ!私が勝手に書きたくて書いただけだから… 」



「でも愛理ちゃんのお陰でお店の方にたくさんのお客さんが来てくれるようになったから」



「私の方こそ、あの時は本当にありがとう!あれから新曲のレッスンとかも力が入るようになったからね」



「そうなんだ!それは嬉しいね」



 僕が話していると大川さんが僕に話しかけてきた。



「南川くんって愛理先輩と仲がものすごく良いんですね」



「まぁ、何度か電話させて頂いたりしていますからね」



 すると愛理ちゃんがこう言った。



「それじゃ、今からどこかみんなで行こっか」



「うん、そうだね!どこが良いかな? 」



「私は、近くの公園に行ってみたいかな?そらは、どこが良い? 」

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