Story4「初めての姉」
「さっちゃんの言うとおりだよ!これは私たちに出来ることじゃないから南川くんに頑張ってもらわないとね」
「山岡先輩まで…分かりました!頑張ってみます」
「頑張ってね!それと私のこと先輩じゃなくて良いよ」
「ですが山岡先輩の方が僕より年上ですし‥」
「先輩って言われると他人行儀で好きじゃないんだよね。おまけにいちご荘の住民になったんだからね」
「それじゃお姉さん的存在って言う感じがするので、山岡姉さんでよろしいでしょうか? 」
すると山岡先輩は、こう言った。
「なんで苗字なの? それと敬語じゃなくて普通で良いわよ」
「そこは年上ですから敬意を…」
僕が話そうとすると山岡先輩は、照れ臭そうに言った。
「私は、もっと仲良くなりたいの! だから敬意とかは入らないの」
「山岡先輩…それじゃ僕、美憂姉って呼んでも良い? 」
「もちろん良いよ!なんだか親近感が沸いてくるね。それじゃ私は、これから優くんって呼んで良いかな? 」
「もちろんです! 僕も親近感が沸いてくるよ」
「優くん、ありがとう! さっちゃんは優くんの妹にならないの? 」
美憂姉がさっちゃんに話を振ると顔を赤くしながらツンツン口調で言った。
「な、なんで私が、南川くんの妹にならないといけないのよ。間違ってもお兄ちゃんなんて言いたくないんだからねっ」
「姉の座は私が獲得したから妹の座を獲得するなら今のうちだよ~これから他の子のところにも挨拶にいくからそこで妹の座を取られるかもしれないわよ」
「べ、別に良いよ」
「そっか。それじゃ優くん、他の部屋のところにも挨拶しにいこうか」
「そうだね!あと何人いるんですか? 」
「あと2人だね! 」
それから僕たちは、他の人に挨拶しに個室に訪れにいく。
「大丈夫かな? 」
「大丈夫だよ!あとの2人は賛成派だから。次はすみっちだね!彼女は可愛いわよ~妹にするならジャストミートだと思うから」
「そ、そんなに可愛いんですか? 」
「学校ではモテモテらしいからね」
そして先に美憂姉が声をかける。
「 すみっち、私だけどちょっと良いかな? 」
「うん、良いよ! 」
そして美憂姉が扉を開けると、ぜんぜん良くなかったのだ。
そこには、小さめの胸をぷるんっとさせてブラを付け替えるところ姿だった。
「すみっち、ぜんぜん良くないじゃん」
「南川くん、どう? 私の胸は? 」
彼女はエロそうな声で僕に質問をしてきた。
「良いから早く服着てね! 」
美憂姉は素早く扉を閉めた。
「ごめんね。変なところみせて。彼女、エロさを最近学んでるらしくて私も注意してるんだけど、困ってるんだよね」
「確かに困りますよね」
「おまけに彼女、まだ11歳だからね」
「それは危ないですよ‥ってなんで11歳の女の子がここに住んでるの? 」