Story45「妹の魅力」
「えー、してくれて良いのになぁ。まぁ、でもいまの私には、いつか私がもっと魅力的な女になってお兄ちゃんをメロメロにして最終的には、メロメロになったお兄ちゃんと私がHをすると言う目標が今は、あるからその時までの楽しみに置いておくのも悪くないね! 」
「すみっち、何言ってるんだよ!まだ11歳なんだからそんなこと言ったらダメだよ」
「心配しなくても、お兄ちゃん以外の人にはこの事は話さないし、私はお兄ちゃん以外の人とHする予定はないからねっ 」
すみっちは、このタイミングでなぜか僕の方を見ながら可愛くウインクをしてきた。
「変なこと言わないの!とにかく誰にも話さないようにね! 」
「うん、分かった… それじゃ私、そろそろ身体洗うねっ 」
「分かった! 転けないように気を付けるんだよ」
すると、すみっちは僕の方を見ながらゆっくりと立ち上がっていく。
「すみっち、普通は異性なんだから後ろ向いてから立ち上がっていくものでしょ!恥ずかしいとかは無いの? 」
「あるのはあるけどお兄ちゃんにドキドキしてほしいって思うから… 」
「もう既にかなりドキドキして可笑しくなりそうだよ! 」
僕がつい本音を言ってしまうとすみっちのテンションが急にMAXになった。
「えっ、そうなの?良かったー!お兄ちゃんがドキドキしてくれると私は、もっとドキドキしちゃうよ! 」
「良いから早くして! 」
「お兄ちゃん、恥ずかしいからって焦らさなくても良いじゃん! 」
「焦らしてはないから… 」
それからすみっちのテンションはMAXになりっぱなしのままお互いお風呂場から出たのであった。
「お兄ちゃん、今日は本当にありがとう!
すごく良い思い出が出来たよ」
「僕の方こそありがとう!色々あったけど、楽しかったよ」
「お兄ちゃん、また一緒に入ろうね! 」
「機会があったらね… 」
そして僕とすみっちは、それぞれの部屋に戻っていきドキドキしすぎる出来事は、なんとか終わったのである。
それからいちご荘のみんなは、日々お仕事又は学校での難しい勉強を頑張っていき気がつければ5月も残すところあと1日になっており今日は、僕がいちご荘に入居している時から決まっていたいちご狩りの準備をしていた。
すると部屋からノックの音が聞こえる。
「はい! 」
「美憂だよ!入っても良いかな? 」
「うん、もちろん良いよ! 」
そして美憂姉が部屋に入ってきた。
「優くん、今日はいちご狩りだね」
「うん、そうだね!プリントには、いちご荘の裏庭でいちご狩りをするって書いてあってビックリだったんだよ! 」
「それは私も思ったね!確かに名前は、いちご荘だけど、まさかいちご荘の裏庭にいちごが出来てるとはすごいなって」
「でも、美憂姉はいちご荘には前から住んでるんだよね? 」




