Story37「お誘い」
「僕で良かったら、もちろん良いよ! ツナーポケットって知ってるアーティストだから僕も楽しめそうだから」
「ありがとう! 場所は遠くないけど、男性アーティストだから優くんを退屈にさせちゃうのじゃないかなって思っていたから」
「確かに僕は、アイドル系に興味はあったりするけど、普通のアーティストも気に入ってたりするからね」
すると、よしりんのテンションが上がりはしゃぎ始めた。
「それじゃ、私も今から出掛ける用意するから優くんも服と荷物だけ部屋から持ってきてから私の部屋で一緒に用意しよっ! 」
「よしりん、なんで部屋は別々じゃないの? 」
「だって他のメンバーが優くんのお部屋をノックしたり入ってきたりして優くんがそっちに行ってしまったら嫌だからね。
それなら必要な荷物だけ部屋から持ってきてあとは、ゆっくりと私の部屋で一緒に出掛ける用意したら大丈夫でしょ? 」
「確かに言われてみれば、そうだね! 今、理解できたよ」
「それならよかった! それじゃ私の部屋にきて」
そして僕は、よしりんの部屋に入っていくと、よしりんは部屋の鍵を閉めた。
「よしりん、鍵まで閉めなくても良いじゃないのかな? 」
僕が普通に質問をすると、よしりんは、急に顔を赤くしながら答える。
「今は、ちょっと閉めておきたい気分だから…」
「それなら分かった! 準備はじめていいよ」
するとよしりんは、なにも言わずにいきなり目の前でズボンを脱ぎ始めていく。
「ち、ちょっと何してるんだよ! 」
「優くんに女の子としての私を見てほしくて勝負下着を履いてきたの。どう?似合うかな‥ 」
よしりんは、ズボンを完全に脱ぎ終わり黒のショーツを見せてくる。
「すごく良いと思う!魅力的だよ! 怒らないで聞いてほしいんだけど、僕の勝手な印象で、普段は男性もののブリーフを履いてるのかなって思っていたんだよ」
「それは他の女子プロレス仲間からもよく言われるんだよね!あまりにも私がプロレスの事ばかりに集中してるからだろうね。 ちなみに優くんの私に対する印象は、惜しいところまではいってて普段は、トランクスを履いてるの。 プロレスをする前までは、普通の女の子の下着を履いていたんだけど、プロレスをするようになってからは、トランクスの方が快適に思うようになってしまったの。魅力的って言ってもらえるとすごく嬉しい!ありがとう! 」
「そうだったんだ!ものすごく魅力的で、刺激的だよ」
「優くんに気に入ってもらえるとこの下着にして良かったって思う! 」
「そう言って貰えるとすごく嬉しいよ! 」
「ちょっと抱いても良いかな? 」
「うん、良いよ! 」
するとよしりんは、僕にゆっくりと抱きつく。
「優くん、抱かせてくれてありがとう」
「僕の方こそ抱いてくれてありがとう」




