Story35「甘い声が‥」
「すみっち、抱くのは今は、ダメだよ」
すると次の4番手である、よしりんが止めようとする。
「そうだよ!すみっち、今はあくまでもキスの実験であって、抱き締めるのはダメよ! 」
「えーっ!抱き締めて良い雰囲気にしたかったのになぁ」
そして4番手のよしりんが横になっていく。
「それじゃ私は、悩むけど耳でお願いしようかな」
「うん、分かった! 」
「私は、変にならないと思うよ!だってプロレスの全国大会で昨年、準優勝したんだからキスされても大丈夫じゃないとね! 」
すると美憂姉がよしりんにこう言った。
「優くんからのキスとよしりんの理性と、どちらが勝つか注目だね」
「それじゃ、よしりん始めるよ」
「うん‥ 」
「僕、よしりんのこと前から好きだよ! 」
よしりんの顔が真っ赤になっていく。
「わ、私も優くんのこと前から好きだよ! 」
「そのままにしててね」
「だって、急にえっちな気分になり始めたから、ちょっと心の準備が… 」
すると美憂姉が僕に指示を出してくれた。
「優くん、軽く抱き寄せてするんだよ! そうしないとよしりん逃げ回ると思うから」
「美憂姉、分かった! 」
そして僕は、美憂姉のアドバイス通りによしりんを軽く抱き寄せて優しく耳にキスをすると、急に鼻息が荒くなった。
「ちょっと、優くん!前からなんてつけられるとドキドキしちゃうじゃない! 」
「だって、よしりんプロレスしてるから、ちょっと刺激を強めた方が良いかなって思ったんだよ」
「はぁ、はぁ… ドキドキが止まらないよ」
すると美憂姉がすごく笑いながら呟いた。
「どうやら、優くんのキスが勝ったみたいだね! 」
「だって、優くんのキスの仕方が良かったもん! 」
よしりんのドキドキが止まらないうちに次の羽衣ちゃんが横になっていく。
「羽衣ちゃんは、どうする? 」
「あ、あたいは、それじゃおへその回りにお願いするよ! 」
「おへそどうしたら良いのかな… 」
「それじゃ、スカートがおへその辺りまで上がってるからスカートと少し緩めるからあとは、優くんがお願いね… 」
「うん、分かった! 」
そして、羽衣ちゃんはスカートを少し緩めて準備を整えた。
「よし、良いよ! 」
「それじゃ、始めるよ! 」
「うん…お願いするね」
「羽衣ちゃん、好きだよ! 」
「あたいも優くんのこと、好きだよ! 」
僕は、ゆっくりと羽衣ちゃんのシャツを少しめくってからおへそ回りにゆっくりとキスをするといきなり甘い声が漏れた。
「あ、あんっ! はぁ、はぁ‥ 」
羽衣ちゃんの表情を一番前で見ていたすみっちは、呟いた。
「羽衣ちゃんが、こんなに興奮してる姿は、始めてみたね…
それにしても声がエロい‥ 」
「だって、思ってたより刺激が強かったから! 」




