Story29「泥水大事件」
それから2時間が経過し時刻は11時30分になっていた。
僕は、1本でビールを飲むのを辞めて美憂姉は、2本目に入っておりゆっくりと飲んでいた。
しかしさっちゃんは、早飲みなのか、3本飲み終わって満足そうな顔になっていた。
「みゆちん、やっぱりビールは良いね~! 」
「そうだね!美味しいもんね~」
そして僕は、そろそろ寝ようとしていたためベットの布団を整えていると、さっちゃんに異変が起き始める。
「優くん、寝るの?それじゃちょっとまってね~ 」
するとさっちゃんは、スカートを脱ぎはじめていちご柄の下着も脱ぎ捨てて下半身裸になって僕を押し倒して抱きついてきた。
「優くん、私をもっと気持ちよくしてほしいからHしようーよっ!」
「さっちゃん、何してるんだよ! それはダメだよ!」
「なんでダメなんだよっ!私とはしたくないの? 」
「そう言ってるわけじゃないんだけど‥ 」
「それじゃ今から私としよっ!私のはじめてを優くんにあげるって言ってるんだからねっ」
すると美憂姉がさっちゃんを止めようとする。
「さっちゃん、服を脱ぐのは別に良いけど、Hは男女の身体の関係になるからそれはしたくてもしたらダメだよ! 」
「したいのになっ… 」
「美憂姉、服を脱ぐのは良いって言ったけど、それもHなことにはなるからね」
僕が軽く突っ込むと美憂姉も酔ってきてるためこう言いながら服を脱ぎはじめていき、下着一枚だけになって胸を軽く揺らしてくる。
「別に服を脱ぐのは良いじゃん!ただ脱いでるだけなんだから。それに女の子は、裸になっていると解放感が得られてて良いのよね」
「美憂姉まで脱がないでよ! 僕がおかしくなるじゃん」
「おかしくなった時は私が優くんを抱き締めてすっきりさせてあげるからいつでもおかしくなっていいんだよ」
「美憂姉、変なこと言わないでよ! 」
すると美憂姉は、ピンク色で綿のショーツを脱いでいき全裸になってさっちゃんが横に倒れた隙を狙って横になっている僕を跨ぎながら抱きついてきた。
「優くん、これ以上は何もしないから一緒に寝よう! 」
僕は、顔を赤くしながら言った。
「抱きつかれてる状態で眠れないよ!しかもこれ以上抱きつかれたらおかしくなるから 」
するとさっちゃんは、下着だけは、なんとか履いてからいきなり寝始めてしまった。
「さっちゃん!こんな姿で寝ないでよ! 」
「美憂ね、優くんが大好きだもん! ちょっとだけ私に気持ちいい夢を見させて‥ 」
そう言いながらそのまま美憂姉は、僕の身体に跨がりながら爆睡し始めてしまい僕は、興奮が止まらないため中々眠れないためこう思っていた。
確かに美憂姉は、酔ってる姿も可愛いんだけど、これ僕が服を脱いでいたら完全にアウトだったよ。
そして深夜になってからなんとか僕も眠りにつくことが出来て、美憂姉も寝相が悪いのか、気づいたら横になっていた。
しかし、事件はこれで終わらないのである。
今度は、さっちゃんが僕の身体の上に乗ってきて爆睡し始めてしまう。




