story278 「5つの質問」
「いえ、僕は決してそんなつもりは一切ありません」
「逃げるつもりが、一切ないなら他の従業員を呼ぶのは止めろ」
「それでは僕は、どうしたら良いのでしょうか? 」
するとその女子高生は、怖そうな表情をしながらこう答えた。
「それじゃ、今から私が質問する内容を正直に答えて!嘘ついたりなんかしたらマジで怒るから! 」
「分かりました。正直に答えます」
「じゃ1つ目。あんたはおっぱいは、大きいのと小さいのどっちが良い?両方好きなら両方でも良いけど」
僕は、この時いきなり過激な質問をしてくると思いながらも正直に答える。
「胸の大きさだけで言えば、小さい方が可愛くて好きですね。ですが、自分の中で気に入っている女の子でしたら胸の大きさは、関係ないと考えております」
「と言うことは、あんたは胸の大きさだけで女を判断したりするって事は無いんだな」
「それはもちろんありません」
「じゃ2つ目。太ってる女は嫌? 」
「僕は、外見は特に気にしませんので、太られている方だからと言って見下したり、それだけで女を判断したりすることもありません」
「簡単に言えば、内面重視主義タイプだな」
「そうなりますね」
「じゃ3つ目。入れ墨をしている女子高生は嫌? 」
【入れ墨についての解説】
入れ墨とは、皮膚に針で墨・朱・インディゴなどの色料を刺し入れて,絵柄や文字を彫りつけることを意味する。また,その絵柄や文字の事を表す。
「女子高生が入れ墨をしていたら、普通には驚くかもしれませんが、それだけで悪いように見たりすることはありませんね」
「あんたって変わってるわね。じゃ4つ目、ある女の体重を知った時、太っていると判断したら誰かに言いふらしたりは、する派?しない派? 」
「それは体重が、痩せていても太られていたとしても僕は、女性の体重を誰かに言いふらしたりすることはしません」
「それはどうしてしないの? 」
「その理由は、女性の体重と言うのは、男性とは違って重要な個人情報のひとつであると思っているからです」
「なかなかしっかりしてるじゃない。
じゃ最後の5つ目、毛の手入れが上手く出来ていない女は嫌?事前に言っておくけど、あそこの毛だけじゃないわよ。脇とか胸とかも含めてだから」
「毛の手入れが、あまり出来ていない女性を見掛けたら、すごく興奮してしまいますね」
「どうして驚かずに興奮するの? 」
「基本的に女性は、男性と違って胸の毛とか脇の毛とかって剃るでしょ? 」
「そうらしいね。でも実際は、見た目を綺麗にしようと女性は、思っているからな」
「それなのに女性が、毛をちゃんと剃れていなかったら、僕はそこが魅力的に感じてしまって他の方からみたら、可笑しいかもしれませんが、すごくドキドキしてしまいますね」




