story251「 恥ずかしい討論会」
すると美憂姉が、メンバー全員が集まったのを確認してから進めていく。
「みんな集まったみたいなので、今から第10回ガールズトーク討論会を開催したいと思います。ちなみに今回も奈由ちゃんと友美ちゃんは、討論会の流れを分かってもらうために今回は見学となりまして次回からは内容によっては、参加して頂きたいと思います。それではガールズトーク討論会記念すべき第10回目の気になるテーマを今から発表したいと思います。今回は『おなら』について今から討論していきたいと思うのであとは、優くん大変かもしれないけどお願いね」
「美憂姉、これはちょっとやりにくいし、聞きにくいよ! 」
「優くんになら聞かれても平気だから、いつも通り進めていいんだよ」
「美憂姉がそう言うなら良いけど…それじゃ美憂姉は、どう思うのかな? 」
「私は、おならが出そうになったら出る前にトイレに行くようにしてるからね」
「女の子らしい行動だね!それで聞きにくいんだけど、さっちゃんは、このテーマについてどうかな? 」
「私は、出そうになったら出来るだけ我慢するかな」
「美憂姉と同じような意見だね。羽衣ちゃんは、どう思う? 」
「あたいは、いちご荘や優くんと住んでいた家以外だと我慢するけど、いちご荘や優くんと住んでいた家の時で、結婚してからは優くんの前なら普通におならしちゃってるよ! 」
羽衣ちゃんがそう言うと美憂姉がこう言った。
「羽衣ちゃん、優くんの前だと恥ずかしくないの? 」
「最初は、恥ずかしかったし嫌われるかもって言う不安は強かったんだけど、優くんの前で思いっきり出ちゃった時があってあたいは、嫌われるって思っていたら聞こえるはずなのに、聞こえていないフリをしてくれたの。
それで少し時間が経過してから優くんに聞いてみたの。
優くん、さっきあたいがおならしてたの聞こえてる筈なのに、どうして何も言ってこないのって。
そして優くんは、こう言ってくれたの。
『そんなの言うものじゃないって分かってるし、言いにくいよ! 』
それであたいが優くんに、あたいがおならしたことが分かった時どう思った?正直に答えてくれないかなって。
そしたら優くんは、こう言ってくれたの。
『羽衣ちゃんがおならしたのが、分かった時僕すごく興奮してしまってて、正直に言うとおならしてるところが見られて良かったよ! 』
優くんがそう言ってくれてからあたいは、もっと優くんの事が好きになって、もっと愛してあげたいって思ったの。
それからは、優くんの前では普通にするようになってるね」
「そんなことがあったんだ!優くんって意外なところで性的興奮してしまうんだね」
「でもそう言うところが、また優くんの良いところなんだよね! 」
僕は、顔を真っ赤にしながら羽衣ちゃんにこう言った。
「羽衣ちゃん、討論会で言われると恥ずかしいじゃないか」




