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いちご荘の彼女たち  作者: まっさー
シーズン5 ~strawberry spring part2
261/302

story250 「自分から昨日のことを」

「羽衣ちゃん、ちょっと話したいことがあるんだけど良いかな? 」



「ぜんぜん良いけど、すごく深刻そうな表情してるけど、どうしたの? 」



「怒らないで聞いてほしいんだけど実は、昨日仕事に行った時に美憂姉から服を脱いできて、裸で抱きついてこられたんだ。それで僕も美憂姉を抱いてしまったの。だからごめんなさい! 」


 僕は、自分から昨日の事についてカミングアウトすると羽衣ちゃんは、質問して来た。



「2つ聞きたいことが、あるんだけど、みゆちんと全裸でえっちまでしちゃったの? 」



「そんなことしてないよ!僕は、えっちは大好きな羽衣ちゃんとしかしないって決めてるから」



「それなら良かった。あともう1つは、あたいよりみゆちんの方が好き? 」


「確かに美憂姉も好きは好きだけど、誰よりも一番なのは羽衣ちゃんだから! 」



 僕は、そう言ってから羽衣ちゃんを強く抱き締めた。

 すると羽衣ちゃんは、顔を赤くしながらこう言ってくれた。



「優くんは、やっぱり良い男だし良い夫だよ!だってこのまま黙って隠しておくことだって出来たのに、ちゃんと自分からカミングアウトするのって意外と勇気がいることだと思うから」



「そんなことないよ!僕は、夫としてぜんぜんダメだよ。だって他の女を抱いてしまったんだから」


 「それはどうだろう。だってみゆちんが先に優くんの前で全裸になって甘えてきたんでしょ? 」



「うん。美憂姉が先に甘えてきたね」



「それなら優しい優くんは、断れないから優くんは悪くないよ! 」



「でも羽衣ちゃんと結婚してるのに浮気してしまったんだよ… 」



「あたいは、浮気だなんて思ってないから優くんは気にしなくていいの!


 自分から話してくれてあたい、すごく嬉しかったんだからね! 」



「羽衣ちゃん、そう言ってくれてありがとう!やっぱり羽衣ちゃんは、最高の妻だよ! 」



「別にそんなことないよ。でも嫉妬は、しちゃってるのは確かだよ! 」



「ごめんね、羽衣ちゃん。僕は、どうしたら良いのかな? 」



「それじゃ、明日の夕方あたいと一緒にお風呂に入ってくれて、あたいを幸せな気持ちにさせてくれたら治まると思うよ」



「もちろん良いよ!羽衣ちゃんを幸せな気持ちにしてあげるね」



「言ったね!あたい今から期待してるからね! 」


 こうして優しい羽衣ちゃんは、昨日の事を許してくれたと引き換えに明日の夕方、羽衣ちゃんと混浴することになってしまったのであった。



 そして翌日、いちご荘恒例のガールズトーク討論会当日を迎えて中央部屋には、前回同様にメンバー全員が集まっており友華とすみっちが話をしていた。


「純子ちゃん、今回の討論会のテーマはなんだろうね」



「うーん、分からないけどえっちなテーマが来そうな予感がしてる」



「私もそんな気がしてるんだよね!えっちなテーマじゃないと良いね」

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