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いちご荘の彼女たち  作者: まっさー
シーズン5 ~strawberry spring part2
260/302

story249 「今日だけ」

 すると美憂姉が、いきなり僕に抱きついてこう言った。



「優くん、ちゅうして! 」



「ちゅうってこんな格好で恥ずかしいよ」



「別にいいじゃん!身体と心が、優くんをすっごく求めてるの!えっちな女だと思われたって構わないから… 」



「美憂姉… 」



 僕が美憂姉の唇に優しくキスをあげると、美憂姉がこう言ってから僕のお腹を触ってくる。



「優くん、ちゅうしてくれてありがとう! 」



「美憂姉、ちょっと何してるんだよ! 」



「優くんの身体に触れたくなったから…どう?私のおっぱいは」



「すごく良いよ。7年前よりも魅力的になってて抱きたいくらいだよ! 」



「それなら私を抱いて! 」



「美憂姉僕は、羽衣ちゃんと結婚してるから… 」


「結婚してたって良いじゃん!私が優くんに甘えたくてこうしてるんだから大丈夫だよ。

あっ、ちょっと待って! 」



「美憂姉、どうしたの? 」



 すると美憂姉は、僕の目の前で下着を脱ぎ捨てていっき全裸になったのだ。



「どうせなら全裸で私を抱いてほしいなって思ったの。もちろん優くんが、結婚してるのは分かってるし、私は優くんと羽衣ちゃんの仲を壊したい気持ちなんて絶対ないから。だから今日1日だけでいいの」



「それなら美憂姉だけ、素っ裸にさせるわけにはいかないから僕も脱ぐよ」



 僕は、美憂姉だけ全裸にさせるわけには男としていかないと思ったため、自分もパンツを脱いでいき全裸になっていくと美憂姉は、僕の起ってるところを見つめてくる。



「あっ、優くん起ってる! 」



「み、美憂姉あまり見ないでよ! 」



「優くんが私の裸を見てえっちな気持ちになってくれてるんだなって思うとすごく嬉しくなるよ」

「だって美憂姉とは、いちご荘メンバーの中で一番最初に出逢ってるからね。それじゃお互いえっちな気持ちになってきたところで、私を強く抱いてくれるかな? 」



「うん、良いよ!でも美憂姉が言ってたようにこれ以上浮気するわけにもいかないから今日だけだからね! 」



「うん、分かった。私はいつでも良いよ」



 僕が、美憂姉を強く抱いていくと美憂姉も僕を強く抱き締めてくれた。


 それから僕と美憂姉は、今日だけの約束の上で、1時間くらいお互い全裸で抱き合ってから服を着て棚卸しの仕事をしっかりとしていくのであった。



 そして翌日、ガールズトーク討論会の開催前日の土曜日で娘の奈由と友美は、中央部屋で、すみっちと一緒にトランプの『ジョーカーオンリーペア』で遊んでいていたその頃僕は、別の部屋で、羽衣ちゃんに話しにくいことを話そうとしていた。



【ジョーカーオンリーペアの解説】


 ジョーカーオンリーペアとは、まっさーが独自に考えたトランプゲームで、ババ抜きの真逆の遊びである。

そのためジョーカーのペアが揃った方が1位になるため、いちご荘では大流行している。

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