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いちご荘の彼女たち  作者: まっさー
シーズン1 〜Strawberry spring〜
25/302

Story24「初めての仕事」

  それから3日が経過し、いちご荘のシステムを理解してきたところで仕事探しをしようと部屋でチラシを見てるとノックの音が聞こえた。



  「はい! 」


 「美憂だよ、優くん、ちょっと話したいことがあるから良いかな? 」


  「うん、良いよ! 」



 すると美憂姉が僕の部屋の中に入ってくる。



  「ありがとう!優くんって今、アルバイトとかも含めてどこか働いている? 」



   「いえ、ちょっと今は、探しているところだね。」



  「それなら良かった。実は私が働いている女性服専門店で今、男性店員を募集しているのよ」



  「なんで募集しているの? 」



 「女性店員の服のセンスは悪くないんだけど、みんなレジを打つのが遅くてね。混んでくると対応しきれなくなるのよ。 あとは、ちょっと良い感じの男性店員をおくことによって女性客が増えるかもと言うもあるみたいだけどね」



  「女性服専門店に僕がいて大丈夫なのかな? 」



  「大丈夫よ!確かに女性服専門だけど、下着と靴下は彼氏や旦那さんへのプレゼントにおすすめと言う肩書きで、男性のものも一応少しはあるから」

  「そうなんだ!分かった!美憂姉と一緒にお仕事したいし、やってみるよ! 」


  すると美憂姉は、嬉しそうにしながら言った。



  「それじゃさっそく今から女性の店長さんに連絡しておくね」


「うん!よろしくお願いします」



  それから美憂姉が店長さんに連絡してくれてから僕たちは、そのお店に向かっていき到着した。



 「着いたわよ!規模は中くらいのお店だけど、店舗のペースは結構あって品数も意外と充実してるんだよ」


  「そうなんだ!すごいね! 」



  「それじゃさっそく店長さんに来てくれたことについて話してくるから待っててね」



  「うん!待ってるね」



  それから数分後に美憂姉と共に女性の店長さんがやって来た。



 「南川くん、初めまして!私が店長の坂井 真央と言います。

よろしくお願いします」



  「こちらこそよろしくお願いします」



 「それじゃ取り敢えず今日から1ヶ月お試し採用と言うことでどうかな? 」


 「あの、面接とかはないんですか? 」



  「面接してもダメな人はダメだから私は、面接の必要性はあまりないと見てるから」



  「そうなんですね!ありがとうございます!

しっかり出来るよう頑張ります」



 「期待してるわよ! 」



  こうして僕は、お試し採用と言う形式で、今日からここで働くことになったのである。



  そして僕は、さっそく従業服(従業員専用服)に着替えて開店直後から僕は、店長さんと美憂姉に色々指導をしてもらい、開店から1時間後、普通にしてみることになったのだが、僕は、こう思っていた。



  女性服専門店だから特に誰も近寄って来ないだろう…


  するとさっそく一人のお客様が近寄ってくる。

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