story234 「帰ってきた討論会」
「羽衣ちゃんは、一人の女性としては、もちろん最高だけど、母親としてもすごいなって思うよ」
「そんなことないよ!毎日優くんに甘えるし、えっちな事も要求しちゃったりして、奈由と友美がまだ赤ちゃんだった時には、あたいが全裸で優くんにえっちな事をしてるところを見られてしまったこともあるから… 」
「別にそれは悪いことではないと思うよ!幸いその時は、奈由も友美が赤ちゃんだったし、羽衣ちゃんから甘えてくれたり、えっちな事を要求してくれる時僕はすごく嬉しいから! 」
僕が顔を赤くしながらそう言うと、羽衣ちゃんがこう言った。
「そう言ってくれてありがとう!やっぱりあたい、優くんと一緒にいると、愛されたい気持ちもあったら、愛したい気持ちも出てくるんだよね」
「僕も同じ気持ちで、愛したい気持ちもあったら愛されたい気持ちも正直あるかな」
「そうなんだね!それじゃ、今度また一緒に最高のえっちしようね! 」
「うん、もちろん良いよ! 」
2人で会話が盛り上がっていると長女の奈由が、おけいこ帳を見せながら羽衣ちゃんに質問してくる。
「お母さん、ちょっと書きにくい文字があるから教えてくれないかな? 」
「書きにくい文字があるんだね? 良いよ!お母さんと一緒に練習しよう! 」
「ありがとう!お母さん! 」
こうして羽衣ちゃんは、長女である奈由に文字の書きやすい書き方を教えていくのであった。
それから気づければ日曜日になり、奈由が小学生になってから2週間が経過していた。
しかし今日は、普通の日曜日ではなく、いちご荘恒例の行事が7年ぶりに開催されるため僕は、朝食前に部屋の中でこう思っていた。
今日は、久々にガールズトーク討論会が開催されるんだった。
今回は、無いだろうなって思ってたから開催が決まった時には驚いたね。
でもこの討論会が、無くなったらいちご荘らしさが欠けるのかもしれないから、そう考えたらガールズトーク討論会は、必要かもしれないね。
ちなみに今回のガールズトーク討論会が開催されるを知ったのは、2日前に僕が仕事をしている時に瞳さんから開催決定のメールが届いて知ったのである。
それから僕は、ゆっくりと中央部屋に移動していくとみんな集まっていたのだ。
すると7年前と同じように美憂姉が、みんなが集まった事を確認してから始めていく。
「それでは、みんな集まったみたいなので、恒例のガールズトーク討論会を始めたいと思います。ちなみに奈由ちゃんと友美ちゃんは、討論会の流れを分かってもらうために今回は見学となります。約7年ぶりとなるガールズトーク討論会の気になるテーマを今から発表したいと思います。今回で第9回目となるテーマは『女性が抱きたいと思う瞬間』について今から討論していきたいと思うのであとは、優くん7年ぶりで大変かもしれないけどお願いね」




