story229 「断りきれないまま」
「と言うことは、誰かが乱入してくる可能性があるから注意してた方が良いってことかな? 」
「そう言うことだね! あっ、そろそろ優くんお風呂に入る時間だよ! 」
「それじゃ急がないといけないね!羽衣ちゃん教えてくれてありがとう! 」
「ううん、ぜんぜん良いよ! 」
そして僕は、急いでお風呂場に移動していくと、脱衣場のところには何故か美憂姉がいた。
「美憂姉、どうしてここにいるの? 」
僕が美憂姉に質問すると、美憂姉はいきなり下着以外のスカートや服等を全部脱ぎ捨てていき、あっという間に下着一枚の姿になってからこう言った。
「今夜だけでも良いから、優くんと裸の付き合いをしたいの! 」
「で、でも僕には羽衣ちゃんがいるし… 」
「それは分かってるよ!だけど私の優くんに対する気持ちを自分では、押さえきれないの!もちろん私が今、何をしてるのか自分でも分かってるわよ!だけど、私の身体と心が優くんをすっごく求めてるの! だから今日だけで良いから私と裸の付き合いをしてくれないかな? 」
この時僕は、羽衣ちゃんの事を考えて断りたい気持ちが強くあったが、仕事場では毎日お世話になっている上に、最初にいちご荘に連れてきてくれたのも美憂姉であるため断りきれなかった。
「美憂姉… 分かった!その代わり誰にもこの事が見つからないようにしてくれないかな? 」
「もちろんそれは、私が責任もって誰にも見つからないようにしてあげるよ!って事は、良いの? 」
「うん、良いよ! 美憂姉には昔から一番お世話になってるからね」
「優くん、ありがとう! 」
すると美憂姉が、すごく嬉しそうにしながらいきなり僕を強く抱き締めてきた。
「ちょっと、上半身裸なんだけど… 」
「どうかな、私のおっぱい? 」
僕は、すごく顔を赤くしながら返事する。
「すごく可愛くて、眺めてしまいそうだよ… 」
「優くんなら好きなだけ眺めてくれて良いよ!
あ、あんっ… 」
「美憂姉、どうしたの? 」
すると美憂姉は、すごく恥ずかしそうにしながら答えた。
「優くんと混浴できるって思ったら身体が、すごく熱くなってきて興奮してきてしまったの… よし、今からパンツも脱ぐから一緒に入ろう! 」
「うん、分かった! 」
それからお互い素っ裸になってから浴室の中に入っていき湯船に浸かると美憂姉がこう言った。
「やっぱり私ってえっちな女なんだね」
「そんなことないよ!だって好きな人とお風呂に一緒に入りたいって思うことは普通だと思うから」
「そう言ってくれてありがとう!優くん、大好きだよ! 」
(ちゅっ!)
そして美憂姉が僕の唇に優しくキスをしてくれてから強く抱き締めてきた。
「美憂姉… 僕もキスして良いかな? 」
「うん、もちろん大歓迎だよ! 」




