story227 「他メンバーとの再会」
「奈由、友美!今からみんなでいちご荘に行くよ! 」
それから僕たちが、いちご荘の中に入っていき、みんなで運んできた荷物を少しずつ部屋の中に置いていくと扉が開く音がしたため、僕が玄関まで見に行ってみると、そこには瞳さんとすみっちと友華ちゃんの3人がやって来ていた。
そして真っ先にすみっちが話しかけてくれた。
「お兄ちゃん、久し振り! 」
「す、すみっち!久し振り! 」
そこには、7年前と比べて身体は、もちろん身長がだいぶん成長していたり胸も少し大きくなっていたする部分は一目で分かった。
しかし成長していたのは、そこだけではなくが、7年前は子供っぽい声だったのが、今ではまるでアイドルのような可愛い声になっていたため、僕は思わずドキッとしてしまったのだ。
「お兄ちゃん、顔がすごく赤いけど大丈夫? 」
「うん、ぜんぜん大丈夫だよ!ただ、7年前とは違ってすみっちも大人になったなって見とれてたんだよ」
「お兄ちゃんが惚れるような女になりたいって思ったからね。でもそれは、私だけじゃなくて友華ちゃんもそうなんだよね! 」
すみっちが、いきなり友華に話をふると友華は顔を赤くしながらこう言った。
「純子ちゃん、いきなり話をふられても困るじゃん。優くん、ひさしぶり! 」
「ひさしぶり、友華! 」
「実は私も優くんが惚れるような女になりたいって思って純子ちゃんと一緒に色々頑張ってきたんだ! 」
ちなみに友華の声は、あまり変わっていないものの身体は、すみっちと同じように7年前と比べて身長がだいぶん成長していたり胸も少し大きくなっており『リアル女子高生』って言う感じである。
「そうだったんだ!それで友華も一人の女性っていう感じに見えたんだね! 」
すると次は、瞳さんが話しかけてくれた。
「優くん、お久しぶり! ずいぶん男らしくなったわね」
「瞳さん、お久しぶりです!そんなことないよ。まだまだ男らしくないところがあるよ! 」
「いや、電話の声を聞いた時にも7年前とは違うって思っていたけど、実際に再会してみて改めて思ったんだよ。それに優くんは、結婚してからさらに一人の完全な男性になってる! だって前より男性としての魅力をすごく感じてるもん! 」
すると瞳さんの後ろには、美憂姉がやって来た。
「あっ、みんな来てたんだね!優くん、いちご荘では7年ぶりになるね」
「そうだね!美憂姉とは、この7年間仕事では一緒だったけど、いちご荘で逢うと美憂姉も一人の女性として成長してる事が分かるよ! 」
「それは私も同じで、いちご荘で優くんに逢うと一人の男性として、すっごく成長してるなって思うからね。今日からまたよろしくね! 」
「僕の方こそまたよろしくね! 」
それからメンバーたちは、それぞれの部屋に移動していき、僕も羽衣ちゃんたちの部屋に急いで戻って、荷物の整理をしていった。




