story223 「引っ越しの話」
「みんな、いちご荘について話したいことがあるからちょっと良いかな?お母さんは、なーちゃんの身体を洗いながらで良いから聞いてほしいことがあるの」
すると奈由が僕にこう言った。
「うん、良いけどいちご荘がどうしたの? 」
「実は、昨日お母さんと話し合った結果、いちご荘に引っ越そうと言う事になってるの。もちろんなーちゃんが通ってる小学校と友美が通ってる幼稚園までの距離は、この家からの距離もあまりないから小学校や幼稚園は、変わらないから安心して良いからね」
「ここから距離があまりないならわたしは、ぜんぜん良いよ! 」
「なーちゃんありがとう!友美はどうかな? 」
「あたしも幼稚園までの距離があまり遠くならないならぜんぜん良いよ! 」
「友美もありがとう! 」
僕がそう言うとなーちゃんが僕に質問をしてきた。
「お父さん、いちご荘ってどんなところなのかな?ここみたいなお家なの? 」
「うーん、こことは似てるようでちょっと違うかな?お父さんとお母さんからすると思い出のある場所で、なーちゃんと友美にとっては、いちご荘には新しい仲間がやって来るから新しいお友達が出来るお家かな? 」
「そうなんだ!あっ、でも新しい仲間って言うのは男の子?それとも女の子どっちなのかな?男の子だとわたし、過ごしづらくなってしまうから」
すると次女の友美も奈由と同じ意見を言ってきた。
「あたしもお姉ちゃんと同じで、男の子がやって来るのだと困るね!あたしたちと同じ女の子ならぜんぜん良いんだけど… 」
「2人ともその点は、気にしなくて良いよ!僕たち以外でいちご荘にやって来る人たちは、少し年上の方が多いけど、女の子しかやってこないから安心して大丈夫だよ! 」
僕がそう言うと2人ともほっとした表情をしながら、なーちゃんがこう言った。
「それなら良かった!わたし幼稚園では友達が出来なかったから小学生での目標は、友達が出来ることだから今からいちご荘に引っ越すことが楽しみになってきたよ! 」
「なーちゃんならいちご荘でたくさん友達出来そうだね! 」
僕が奈由にそう言うと友美がこう言ってきた。
「あたしだって、いちご荘で友達たくさん作るから、お姉ちゃんには負けないからね! 」
「友美、わたしと勝負するつもり?良いよ!どっちがたくさん友達作れるか競争しよう! 」
「2人とも友達は、ただたくさん作れば良いっていうものじゃないんだけど… 」
僕が苦笑いしながらそう言ってると羽衣ちゃんは、奈由の身体と頭を洗い終わっており、気づいたら友美の身体を洗っていた。
そして僕は、娘とはいえ可愛い女の子2人と妻の3人に囲まれて一緒にお風呂に入っていると、どうしてもえっちな気持ちになってしまうため先に浴室から出ようとすると羽衣ちゃんに止められる。
「ちょっと1人で勝手にどこ行こうとしてるのよ」




