story213 「長女の甘え」
「お父さんは、奈由をパジャマから入学式用の服に着替えさせてくれないかな? 」
「分かった!なーちゃんの方は僕に任せて! 」
「ありがとう!それじゃ頼むね」
「それじゃ、なーちゃん寝室で着替えようか」
すると長女の奈由が、すごく嬉しそうにしながらこう言った。
「うん! お父さんお願いするね」
こうして羽衣ちゃんは、次女の友美の着替えの手伝いをすることになり、僕は、長女の奈由の着替えを手伝うことになったのだが、次女の友美が羨ましそうな表情をしながら僕にこう言ってきた。
「奈由は、良いなぁ!あたしもお父さんに着替えを手伝ってほしいよ~ 」
「なーちゃん、今日は時間がないからまた今度ね」
そう言ってから奈由を寝室に連れていくと、奈由がいきなりスカートとパンダの柄がついたショーツまで僕の目の前で脱ぎ始めた。
「お父さん、今日からわたし小学生になるから新しいショーツが履きたいんだけど… 」
「なーちゃん、それは良いけど何故いきなり脱ぎ始めるんだよ! 事前に一言くらい言ってくれないとお父さん困るじゃないか」
「別にわたし、お父さんの前なら裸になっても良いって思ってるから大丈夫だよ」
「そう言う問題じゃないと思うよ。それじゃ、お父さん以外の男の子の前でもこんなこと出来るの? 」
僕がその質問をすると、奈由は顔を赤くしながら言った。
「それは絶対に嫌!でもお父さんの前なら大丈夫だよ」
「それならせめて脱ぐ前に一言くらい言ってよね」
「うーん、それじゃ考えておくよ。そんなことより、入学式早々遅れたくないから新しいパンツ用意してくれないかな? 」
「分かった! それじゃ特に柄とかは、ついてないピンク色の下着で良いかな? 」
「うん、もちろん良いよ! ありがとう」
そして僕が奈由にその下着を渡すと奈由は、おねだりをしてくる。
「お父さん、パンツ履かせてくれない? 」
「なーちゃん何、言ってるんだよ! 自分で履けるでしょ? 」
「それはそうだけど、今日は入学式で最高のJCデビューをするためには、ちょっと甘えたいの。だから履かせてくれないかな? 」
奈由からの可愛いおねだりを断りきれない僕は、履かせてあげることにした。
「仕方ないね。その代わり今日だけだからね」
「ありがとう!お父さんだーいすき! 」
それから僕が奈由に下着とスカートを履かせてあげて入学式用の服を用意してあげて着せてあげた。
「これで準備できたよ! 」
「うわぁ、ありがとう! お父さん」
「ぜんぜん良いよ!その代わり、ちょっと頑張るんだよ! 」
「はーい! 」
そして僕が寝室の扉をあけると先に友美の準備が済んでいたため、羽衣ちゃんと友美がリビングに移動していた。
それから僕は、奈由をリビングに連れていってから、靴を揃えに玄関に向かうと1枚の白い用紙が家のポストにポスティングされていたため、さっそく取り出して見てみるとそこには、ある内容が記されてあった。




