Story21「思わぬ展開」
「あの、すみません… 」
「うん?優くんどうしたんだい」
「いきなり会長さんから後を頼まれたんですが、どうしたら宜しいですか? 」
すると石井さんは、席を立ってから教えてくれる。
「いきなり頼まれて困るとは思うけど、全員が席についたら討論会を進めて、とにかく両者の意見を聞くことかな? それで、口論になりかけたら私もその時は手伝うから止めてあげるくらいで良いと思うよ」
「そうなんですね!ありがとうございます」
「いえいえ!ちなみに私に対しても普通に話してくれて良いからね。それと私のことは瞳で良いから」
「それじゃ瞳さん、ありがとう!頑張るね! 」
「うん!無理はしない程度に進めていってね~」
それから僕も真ん中の席に座り討論会を進める。
「それでは、皆様大変長らくお待たせ致しました。 ただ今よりガールズトーク討論会を始めたいと思います」
すると美憂姉がくすくす笑いながら僕にアドバイスをしてくれた。
「優くん、討論会だからってそんなにかたくならなくて良いんだよ。 これだと討論会じゃなくてまるで国会中継みたいだよ~ 」
「あっ、確かにそうだね!美憂姉ごめんね。今からは、普通に進めるね!それでは、まず美乳党の意見を聞きたいので、美憂姉からお願いします」
「はい!私は胸の大きさはBで決して大きくはないけど、私に本当の意味合いで興味がある方ならそれでも好きになってくれるかなって思っているので、大きさについては、特に気にしてないね」
美憂姉は、なぜか意見を言い終わると僕の方を向いて顔を赤くした。
「それでは続いてさっちゃんお願いします」
「私は、Cだけど大きくはない方が良いかなと思っているかな。別に大きい方が良かったとは思っていないけど、確かに大きいと男性の目には止まりやすいかもしれないけど、胸を隠したいときに大きいと隠しきれないみたいだから、それはすごく嫌だから大きくない方が良いと思うかなっ」
「確かに大きいと隠しきれないみたいだから嫌だよね‥それでは、すみっちお願いします」
「はーい!私はAで回りからは小さいって言われるけど、男の子からは可愛いってよく言われるので、小さめが良いかなと思いまーす」
「それでは次は、巨乳党の羽衣ちゃんお願いします」
すると羽衣ちゃんは、いきなり僕との関係についてまで話始める。
「ちょっと変な話になるけど、あたいはこの間まで自分の身体は嫌いで、昔に付き合ってきた元カレ全員からあたいの身体をみて嫌われてしてから男が大嫌いでした。決して今でも、完治はしていないけど、この間優くんがあたいの部屋にやって来て最初はあたい優くんを殺してしおうとしていました。あたいは最悪女です。なのにあたいの嫌な事を話してからあたいの上半身を見てもらうと優くんは、可愛い身体をしてて魅力的って言ってくれました」
ガールズトーク討論会は次回に続きます。




